伊勢市議会 > 2022-02-21 >
02月21日-01号

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  1. 伊勢市議会 2022-02-21
    02月21日-01号


    取得元: 伊勢市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-14
    伊勢市 令和 4年  3月 定例会       令和4年3月伊勢市議会定例会会議録議事日程                令和4年2月21日(月)午前10時開会日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 議案第3号 令和4年度伊勢市一般会計予算日程第4 議案第4号 令和4年度伊勢市国民健康保険特別会計予算日程第5 議案第5号 令和4年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算日程第6 議案第6号 令和4年度伊勢市介護保険特別会計予算日程第7 議案第7号 令和4年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算日程第8 議案第8号 令和4年度伊勢市観光交通対策特別会計予算日程第9 議案第9号 令和4年度伊勢市土地取得特別会計予算日程第10 議案第10号 令和4年度伊勢市病院事業会計予算日程第11 議案第11号 令和4年度伊勢市水道事業会計予算日程第12 議案第12号 令和4年度伊勢市下水道事業会計予算日程第13 議案第13号 令和3年度伊勢市一般会計補正予算(第14号)日程第14 議案第14号 令和3年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)日程第15 議案第15号 令和3年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)日程第16 議案第16号 令和3年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第17 議案第17号 令和3年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)日程第18 議案第18号 令和3年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第1号)日程第19 議案第19号 令和3年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)日程第20 議案第20号 令和3年度伊勢市病院事業会計補正予算(第2号)日程第21 議案第21号 令和3年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)日程第22 議案第22号 令和3年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号)日程第23 議案第23号 伊勢市行政組織条例の一部改正について日程第24 議案第24号 伊勢市個人情報保護条例の一部改正について日程第25 議案第25号 伊勢市附属機関条例の一部改正について日程第26 議案第26号 伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例及び伊勢市障害児放課後等支援施設条例の一部改正について日程第27 議案第27号 伊勢市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について日程第28 議案第28号 伊勢市職員給与条例の一部改正について日程第29 議案第29号 伊勢市職員給与条例等の一部改正について日程第30 議案第30号 伊勢市手数料徴収条例の一部改正について日程第31 議案第31号 伊勢市奨学金支給条例の一部改正について日程第32 議案第32号 伊勢市国民健康保険条例の一部改正について日程第33 議案第33号 伊勢市特定用途制限地域における畜舎等の制限に関する条例の制定について日程第34 議案第34号 伊勢市消防団条例の一部改正について日程第35 議案第35号 伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について日程第36 議案第36号 伊勢市福祉健康センターの指定管理者の指定について日程第37 議案第37号 鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について日程第38 議案第38号 志摩市との定住自立圏形成協定の変更について日程第39 議案第39号 玉城町との定住自立圏形成協定の変更について日程第40 議案第40号 度会町との定住自立圏形成協定の変更について日程第41 議案第41号 大紀町との定住自立圏形成協定の変更について日程第42 議案第42号 南伊勢町との定住自立圏形成協定の変更について日程第43 議案第43号 デスクトップ型及びノート型パソコンの取得について日程第44 議案第44号 二見地区統合園(仮称)建設工事(建築工事)の請負契約について日程第45 議案第45号 和解及び損害賠償の額を定めることについて日程第46 議案第46号 市道の路線の廃止について日程第47 議案第47号 市道の路線の認定について日程第48 議案第48号 伊勢市教育長の任命につき同意を求めることについて日程第49 議案第49号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて日程第50 議案第50号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて日程第51 議案第51号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて日程第52 議案第52号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて本日の会議に付した事件 1.会議録署名議員の指名について 1.会期の決定について 1.令和4年度伊勢市一般会計予算 1.令和4年度伊勢市国民健康保険特別会計予算 1.令和4年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算 1.令和4年度伊勢市介護保険特別会計予算 1.令和4年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 1.令和4年度伊勢市観光交通対策特別会計予算 1.令和4年度伊勢市土地取得特別会計予算 1.令和4年度伊勢市病院事業会計予算 1.令和4年度伊勢市水道事業会計予算 1.令和4年度伊勢市下水道事業会計予算 1.令和3年度伊勢市一般会計補正予算(第14号) 1.令和3年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 1.令和3年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 1.令和3年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号) 1.令和3年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号) 1.令和3年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第1号) 1.令和3年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号) 1.令和3年度伊勢市病院事業会計補正予算(第2号) 1.令和3年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号) 1.令和3年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号) 1.伊勢市行政組織条例の一部改正について 1.伊勢市個人情報保護条例の一部改正について 1.伊勢市附属機関条例の一部改正について 1.伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例及び伊勢市障害児放課後等支援施設条例の一部改正について 1.伊勢市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について 1.伊勢市職員給与条例の一部改正について 1.伊勢市職員給与条例等の一部改正について 1.伊勢市手数料徴収条例の一部改正について 1.伊勢市奨学金支給条例の一部改正について 1.伊勢市国民健康保険条例の一部改正について 1.伊勢市特定用途制限地域における畜舎等の制限に関する条例の制定について 1.伊勢市消防団条例の一部改正について 1.伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 1.伊勢市福祉健康センターの指定管理者の指定について 1.鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について 1.志摩市との定住自立圏形成協定の変更について 1.玉城町との定住自立圏形成協定の変更について 1.度会町との定住自立圏形成協定の変更について 1.大紀町との定住自立圏形成協定の変更について 1.南伊勢町との定住自立圏形成協定の変更について 1.デスクトップ型及びノート型パソコンの取得について 1.デスクトップ型及びノート型パソコンの取得について 1.二見地区統合園(仮称)建設工事(建築工事)の請負契約について 1.和解及び損害賠償の額を定めることについて 1.市道の路線の廃止について 1.市道の路線の認定について 1.伊勢市教育長の任命につき同意を求めることについて 1.人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて 1.人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて 1.人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて 1.人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて出席議員(24名)      1番  三野泰嗣君      2番  川口 浩君      3番  大西要一君      4番  宮崎 誠君      5番  久保 真君      6番  中村 功君      7番  井村貴志君      8番  上村和生君      9番  北村 勝君     10番  楠木宏彦君     11番  鈴木豊司君     12番  野崎隆太君     13番  吉井詩子君     14番  世古 明君     15番  野口佳子君     16番  岡田善行君     17番  福井輝夫君     18番  辻 孝記君     19番  吉岡勝裕君     20番  品川幸久君     21番  藤原清史君     22番  西山則夫君     23番  浜口和久君     24番  宿 典泰君欠席議員(0名)      なし職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長       中村昌弘君   事務局次長      中居 渉君  議事係長       奥野進司君   調査係長       倉井伸也君  議事係        森田晃司君説明のため出席した者  市長         鈴木健一君   副市長        藤本 亨君  副市長        福井敏人君   病院事業管理者    佐々木昭人君  会計管理者      北村勇二君   総務部長       西山正裕君  危機管理部長     宮本 晃君   情報戦略局長     須崎充博君  資産経営部長     東浦 弘君   環境生活部長     藤本 宏君  健康福祉部長     江原博喜君   産業観光部長     佐々木一晃君  国体推進局長     岡 康弘君   都市整備部長     森田一成君  上下水道部長     前村俊和君   病院経営推進部長   浦井 出君  消防長        中芝育史君   健康福祉部理事    鳥堂昌洋君  総務部参事      中川雅日君   総務課長       中世古克規君  教育長        北村 陽君   事務部長       鈴木光代君  学校教育部長     籠谷芳行君   監査委員       畑 芳嗣君  選挙管理委員会委員長 竜田節夫君   農業委員会会長    森川正弘君 △開会 午前9時58分 △開会の宣告 ○議長(世古明君) ただいまから市議会定例会を開会いたします。 本日の出席者は全員でありますので、会議は成立いたしております。----------------------------------- △諸報告 ○議長(世古明君) 本議会の議案等説明のため、市長、教育委員会教育長選挙管理委員会委員長農業委員会会長、監査委員の出席を求めましたところ、市長から副市長、病院事業管理者、会計管理者、各部長、各局長、各総合支所長、消防長、理事、各次長、各参事、各課長、各室長、各副参事、各消防署副署長を、教育委員会教育長から各部長、各課長、室長、所長、各副参事を、選挙管理委員会委員長から事務局長、副参事を、また農業委員会会長、代表監査委員から事務局長を、説明補助員として議場に出席承認方の申出がありましたので、これを承認いたしておきましたから御報告いたします。----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(世古明君) 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。 それでは、会議に入ります。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(世古明君) 日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。 本議会の会議録署名者は、会議規則第87条の規定により、議長において、5番・久保議員、6番・中村議員の御両名を指名いたします。----------------------------------- △会期の決定 ○議長(世古明君) 次に、日程第2、「会期の決定について」を議題といたします。 お諮りいたします。 本議会の会期は、本日から3月18日までの26日間と決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 よって、本議会の会期は、本日から3月18日までの26日間と決定いたしました。----------------------------------- △議案第3号外9件一括上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、審議の都合により、日程第3、「議案第3号 令和4年度伊勢市一般会計予算」から、日程第12、「議案第12号 令和4年度伊勢市下水道事業会計予算」に至る10件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、令和4年3月市議会定例会の開会に当たりまして、市政に対する所信の一端を表明するとともに、令和4年度予算案をはじめとする諸議案について、その概要を御説明申し上げます。 現在、伊勢市におきましても、新型コロナウイルスへの感染が急拡大をしております。まずは、新型コロナウイルスに感染し、苦しんでおられる方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、新型コロナウイルス感染症への対応に最前線で御尽力をいただいておられる医療従事者の皆様をはじめ、感染拡大防止に向けて御理解、御協力をいただいている全ての皆様に深く感謝を申し上げます。 さて、昨年10月の市長選挙におきまして市民の皆様から御信任をいただき、引き続き今後4年間の市政を担わせていただくこととなりました。振り返りますと、初めて市長に就任をし、まず初めに着手をした取組は、将来の人口構造の変化に対応するための調査や市町村合併に伴う未調整項目への対応など、まちづくりを進めるための準備でありました。また、平成25年の御遷宮に向け内宮周辺の駐車場整備、伊勢市駅前へのホテル誘致、また、伊勢市駅、宇治山田駅の駅前整備など、おもてなし環境の整備を進めてまいりました。 2期目におきましては、津波避難タワー、防災センターと合築した消防庁舎の高台移転等、防災体制の整備を早急に行いました。また、小中学校の適正配置・適正規模化に着手をし、伊勢宮川中学校及び二見浦小学校を開校いたしました。 そのほか、伊勢志摩サミットを通じ、まちの魅力の発信や子供たちの外国語教育の強化を行ったほか、伊勢志摩定住自立圏の中心市として圏域の形成、伊勢二見鳥羽ラインの無料化、ふるさと未来づくりの本格実施、出会い、子育て、創業の支援等、地方創生の取組も進めてまいりました。 3期目におきましては、沿岸部地域における小中学校の適正配置を進め、桜浜中学校、みなと小学校を開校するとともに、学校教育においてはICTの活用、英語教育の強化、読書活動の推進における環境整備を先駆的に進めてまいりました。 また、平成29年の豪雨被害を経験したことを受け、国・県と連携をした勢田川等浸水対策協議会を設置し、勢田川を中心とした内水対策の強化に着手をいたしました。そのほか、新宮川橋の整備着手、おかげバス環状線の運行を開始したほか、誰一人取り残さない福祉を進めるために児童発達支援センター福祉生活相談センターをそれぞれ新設いたしました。 令和2年からは、新型コロナウイルスへの対応が最重点課題となり、感染防止対策、経済対策、困ってみえる方への支援など実効性ある対策を迅速に行いました。平成31年に開院をした市立伊勢総合病院も、新型コロナウイルス感染症に対応するため必要な病床を確保するほか、新型コロナワクチン接種の促進においても大きな役割を担いました。 以上、現在進めている取組もございますが、本市における様々な課題や社会情勢の変化に対応してまいりました。これらの取組を進められましたのも、市民の皆様、そして議員の皆様の御理解、御協力の賜物であり、改めて深く感謝を申し上げます。 さて、本市を取り巻く状況に目を向けますと、様々な課題に対応する必要がございます。まずは、新型コロナウイルス感染症への対応でございます。市民生活や市内経済に多大な影響をもたらしており、特に生活様式が一変したことにより、人と人との交流や触れ合いの機会が少なくなり、地域の活力が減退をしております。新型コロナウイルス感染症については、感染拡大が続いたことから、三重県においては、まん延防止等重点措置が3月6日まで延長されております。 本市におきましても、2月9日には1日当たり過去最多となる57人の新規感染者が確認されるなど、第5波を大きく上回る状況となっております。その内訳を見ますと、未就学児や小学生の感染も多いことから、保育所の休園や小学校での学級閉鎖が発生する事態となっており、高齢者施設においても介護施設等での感染が確認されるなど厳しい状況にあります。このようなことから、新型コロナウイルス感染症対策については、はや2年が経過をしてまいりましたが、引き続き立ち向かわなければなりません。 二つ目の大きな課題は、人口減少、少子化、高齢化への対応でございます。 本市においては、昭和60年をピークに人口が減少しており、2040年には現在の4分の3程度になると推計をしております。また、少子高齢化が進行しており、出生者数は年々減少し、20年前と比較をすると7割弱の数値となっており、高齢化率については、平成29年において初めて30%を超え、令和2年度には32%に達しております。少子高齢化が進行することにより労働者や担い手の不足が生じ、経済の停滞、地域の活力が衰退することを危惧しております。人口減少・少子高齢化の課題は構造的な問題でもあり、総合的に長期的に取り組む必要があり、関係人口を含めた人口流入の拡大、流出防止に向けた取組、出生率の向上に寄与する取組が必要であります。 三つ目の大きな課題は自然災害への対応でございます。 近い将来に発生が想定される南海トラフ地震や気候変動に伴う風水害の激甚化の脅威です。これまで市長在任中に東日本大震災、平成29年度の豪雨災害を経験し、行政がすべきことは何なのかということを改めて考えさせられました。市民の生命、財産を守るためにハード・ソフト両面から、防災・減災における総合的な取組が必要であります。 このような大きな課題に直面しておりますが、就任以来目指している子供たちの笑顔があふれ、幸せに年齢を重ねられる「笑子・幸齢化」のまちの実現に向け、さらなる決意と情熱を持って全力を尽くします。 令和4年度におきましては、新型コロナウイルス感染症対策のほか、五つの柱を主要課題と位置づけ、取組を進めます。新規事業、重点事業を中心に具体的な内容を御説明いたします。 最重点の取組は、新型コロナウイルス感染症への対応であります。 これまでも、「迅速に」、「寄り添い」、「届ける」ことを方針として、感染防止対策、経済対策、生活にお困りの方への支援を行ってまいりました。 感染防止対策については、これまでもワクチンの早期接種や検査体制の拡充などを図ってきたところですが、3回目のワクチン接種については、国が言うところの1日100万回ペースの接種体制を既に確保し、1日120万回ペースにまで引き上げ、接種を実施しているところでございます。高齢者のみならず一般の方も含め、令和3年8月末までに2回接種を終えた方々は、令和4年3月中に3回目接種を受けていただけます。これからもスムーズに3回目接種が進むよう、伊勢地区医師会をはじめ関係医療機関と連携・協力し取り組み、全力で進めてまいります。 生活に困窮されている方への支援といたしましては、自立支援金の支給、自宅待機者生活応援サービスなどを実施いたします。 経済対策については、中小企業者緊急支援金の支給、みえ安全おもてなし施設認証取得事業者への支援等を行ってまいりました。 令和3年度におきましては、コロナ関連の補正予算をこれまでに10回提出をさせていただき、それぞれお認めいただき対応することができました。現在、国の補正予算で措置をされたコロナ克服・新時代開拓のための経済対策を実施するための事業を編成中でございます。今後も途切れることなく、また時期を逸することなく必要な事業を実施できるよう対応してまいりたいと存じます。 次に、「すべての子どもと家庭を幸せにするまちづくり」でございます。 先ほども申し上げましたが、本市の出生者数は減少傾向にあります。結婚、出産、子育ての希望がかなえられる環境の整備が必要であります。出会い・結婚の支援をはじめとして妊娠期から出産、子育て期まで切れ目のない子育て支援を進めます。特に、仕事と子育てを両立できる環境整備のため、多様な保育サービスの充実や放課後児童対策、相談体制の強化等を進めます。 また、伊勢市駅前へ中央保健センター子育て支援センターなどを整備し、子育てから発達に関する相談まで、支援体制の充実・強化を図ります。さらには、児童虐待の未然防止及び早期支援に結びつけるため、こども家庭相談センター職員が生後6か月の時期に御家庭を訪問し、養育環境の見守り及び育児不安への相談対応などを新たに実施いたします。 他にも新規の取組として、独り親家庭における養育費の確保を支援する取組や、生活困窮世帯、独り親家庭における経済的負担を軽減するため、学習塾を利用する際の塾代の助成を行います。そして、子供たちが元気いっぱい遊べる環境づくりを進めるため、市内の大きな公園において遊具の充実を図ってまいります。令和4年度につきましては、まず朝熊山麓公園の整備を実施いたします。 学校教育につきましては、全ての子供たちの個性を尊重しながら、学習やスポーツ、文化的な活動、社会的な体験活動などに安心し、意欲を持って打ち込むことができるよう学習環境を整えます。二見浦小学校及び二見中学校については、令和5年4月の高台移転に向け、二見地区の保育園を統合して建設をする二見統合園と一体で整備するとともに、通学路の安全対策を県と連携し進めます。また、他の市内小中学校の通学路につきましても、防護柵の整備、路面標示の設置等、令和4年度に集中的に維持補修を実施し、児童生徒が安全に通学できるように取組を進めます。 学力の育成につきましては、GIGAスクール構想において全ての児童生徒に配備を完了したタブレット端末を日常的に活用し、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に充実させます。 英語教育につきましては、英語検定受験に係る費用を全額補助する事業を引き続き実施し、頑張る子供たちを応援するとともに、英語への興味・関心が高まる取組を行います。 読書活動については、学校図書館の機能を充実させるとともに、子供たちが本に親しみ楽しみながら読書を行える取組を進め、子供たちの読書意欲を応援いたします。 また、子供たちが自然を大切にする心や他者を思いやる優しさなど豊かな心を育むことを目的とし、自然や文化、命の尊さ等に関する体験活動を行います。 不登校の子供たちには、社会的自立に向けた進路選択の支援を引き続き行うとともに、不登校の未然防止にも取り組みます。また、GIGAスクール構想で配備をされたタブレット端末を活用し、不登校児童生徒に対しオンラインによる授業配信を行うなど、教育においても誰一人取り残さないようきめ細やかな対応を行います。 次に、「健康に暮らせて誰ひとり取り残さないまちづくり」であります。 本市の高齢化率は、令和2年度32%となり、今後も上昇の一途をたどります。令和7年には3人に1人、令和22年には5人に2人が65歳以上になり、また後期高齢者数も増加することが推計をされております。人生100年時代を見据え、高齢者が医療や介護が必要になっても住み慣れた地域で安心して暮らすことができる環境づくりが必要であります。そのために、地域全体で高齢者を支えられるよう、包括的な支援、サービスを提供する地域包括ケアシステムを強化するとともに、タクシー利用料金の助成、電動アシスト自転車の購入補助、自動車の事故防止支援装置の設置補助など、高齢者の外出についても支援をいたします。 また、社会構造の変化に伴い地域でのつながりが希薄となり、地域社会の相互扶助の機能が弱まってきております。その中で、個人や世帯が抱える生活の困り事への支援ニーズが複雑化・複合化してきております。これらの悩みや困り事を抱えた方に寄り添いながら解決していくために、総合的な相談支援体制をさらに強化する必要があり、伊勢市駅前B地区に整備を進める保健福祉拠点施設がその中核を担います。 心身ともに健康的な生活を送るためには、自らが主体的に健康づくりに取り組むことが大切です。それぞれのライフステージに応じた健康づくりへの支援や知識の普及啓発を行うとともに、生活習慣病の発症予防、重症化予防を推進します。 2人に1人ががんにかかる現代において、がん検診は死亡率の減少につながる重要な取組であります。本市におきましては、がん検診の受診率につきましては県内でもトップレベルにありますが、新たに若年、若い世代のがん患者の方が在宅療養を行う際に必要となる経費の一部を支援する取組を行います。 障がい福祉においては、グループホームの整備促進を図るため、民間事業者の施設整備の補助を行います。また、障がいのある方の重度化、高齢化や親亡き後を見据え、障がいのある人の生活を地域全体で支えるサービス提供体制の構築を推進してまいります。そして、共生社会の理念の普及のため、引き続き啓発や情報発信を行うとともに、人権教育・福祉教育を進めます。 昨年に開催をされました東京パラリンピックを契機に、本市はこれまでのバリアフリーへの取組など、共生社会のまちづくりの実績から、全国で15自治体しかない先導的共生社会ホストタウンに認定をされました。来年度には、国土交通省が主催し、年に一度開催される全国大会、共生社会ホストタウンサミットを伊勢市で行うよう調整を進めております。さらには、障がいの有無を問わず、誰もが自分のスタイルでスポーツを楽しめるインクルーシブスポーツの推進も進めます。スポーツの振興については、日頃からスポーツや運動に関心を持ち、生活の一部として定着するよう関係団体とも連携をして、スポーツ活動の充実を図ります。 医療につきましては、休日・夜間応急診療所を改修するほか、地域医療体制を確保するため、公立病院の不採算医療分野である伊勢赤十字病院の精神科身体合併症病床への支援を新たに追加します。また、病院群輪番制の維持においては、定住自立圏の市町である鳥羽市、志摩市が新たに加わり、中心市である本市を含め7市町で取り組んでまいります。また、市立伊勢総合病院においては、平成31年1月の新病院開院以来、市民の健康増進と生活の質の向上を目指し、地域の中核病院としての役割を果たしてまいりました。 このような中、新型コロナウイルス感染症への対応につきましても、必要な病床を確保し、患者様の診療に取り組む一方、市民の皆様への一日も早いワクチン接種を行うべく接種業務を進めてまいりました。先の見通せないコロナとの戦いでありますが、引き続き、国・県・関係市町や地域の医療機関との連携を密にし、感染状況に応じた医療提供体制の確保、ワクチンの追加接種に努めるとともに、質の高いよりよい医療を提供してまいります。 次に、「災害に強く安心して暮らせるまちづくり」です。 発生が危惧をされる南海トラフ地震、近年多発する局地的な豪雨等の自然災害に対応するためには、総合的な取組が必要です。 ハード的な対策として、まずは勢田川流域等浸水対策実行計画を国・県と連携して推進をいたします。また、排水機場の機能更新、農業用のため池や水道管路の耐震化を引き続き行うとともに、避難所における災害用トイレの整備、Wi-Fi環境の構築を進めます。 上下水道事業におきましては、災害時にライフラインの復旧拠点となる事務所の移転に着手をします。 ソフト対策としまして、地域防災力を向上させるため各地域で防災講習会を開催し、備蓄や家具固定、適切な避難行動等の周知・啓発を行い、個人の防災意識・知識の向上を促します。また、各地域の防災力の向上及び避難体制の強化を図るため、伊勢市防災大学を開催するとともに、地域ごとの避難所運営マニュアルの作成や地区防災計画の策定等の支援に取り組みます。 次に「快適で便利に暮らせるまちづくり」でございます。 道路・交通関連といたしましては、老朽化による通行規制がある宮川橋の架け替えを含む道路整備につきましては、次期御遷宮までの完成を目標に引き続き推進をいたします。 また、住環境を向上させるために、生活道路や水路などの整備や伊勢市駅周辺の道路整備に向けて調査設計を進めるとともに、都市景観の向上や災害に強いまちづくりを進めるため、宇治山田駅前の無電柱化を推進します。 公共交通につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、全国同様、本市におきましても路線バスの利用者が大きく減少しております。このような状況におきましても、おかげバス環状線については利用者が増えている状況であり、市民の皆様の重要な移動手段の一つになっております。引き続き検証を行いながら、利用促進につながる施策に取り組んでまいります。 中心市街地につきましては、伊勢市駅前B地区に続き、C地区の市街地再開発事業に対し支援を行い、にぎわいの創出と活性化を図ります。 住宅関連としては、地域で課題となっております危険な空き家の対策を進めます。空き家の実態調査によりますと、空き家の総数は減少傾向にありますが、管理状態のよくない危険な空き家が増加傾向にあります。引き続き、管理不全の空き家の所有者に対し管理依頼、また解体補助を実施いたします。 また、快適な環境を目指す新しい取組として、飼い主のいない猫の増加を抑止するため、自治会、保健所等と連携をし、TNR活動を実施します。TNR活動とは、飼い主のいない猫を捕獲し、不妊及び去勢手術を行い元の場所に戻す取組で、野良猫の数を抑制する人道的な方法として国内で広く行われております。TNR活動を実施し、良好な生活環境を守ってまいります。 次に、「活力と賑わいにあふれるまちづくり」でございます。 まずは観光ですが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、観光客数、消費単価いずれにつきましても減少したことで、観光消費額が大幅に減少しております。観光客の行動実態を明らかにするための調査を継続的に行い、関係団体と協議をしながら新しい旅の形を提案するなど、観光客の増加を目指してまいります。コロナ禍におきまして安全・安心の価値が大きく高まっており、観光客・住民双方が安全・安心な環境の整備を進めていく必要があることから、観光地における感染防止対策の支援を行うとともに、混雑状況の配信を行います。そのほか、バリアフリー観光では、視覚障がいの方が訪れやすくなるための必要な支援を検証するために実証実験を行います。 また、文化芸術分野のプロのクリエイターの方を伊勢に招聘し創作活動を行ってもらい、観光振興とPRにつなげることを目的に令和2年度から実施をしておりますクリエイターズ・ワーケーション促進事業については、継続して実施をいたします。あわせて令和4年度には、当事業に参加されたクリエイターと市民との文化芸術行事を通じた交流機会を設け、市民の文化芸術活動の活性化及び観光誘客の促進を図ります。 そのほか、QRコードを活用した文化財案内板の英語表記、グーグルマップやグーグルアーツ&カルチャーなどのツールを用いた文化資産の紹介を充実させ、外国人を含む観光客への情報発信を拡大します。 観光誘客については、伊勢志摩圏域一体となった取組も有効でありますので、圏域内での周遊促進や、昨年度から好調である修学旅行の誘致など、引き続き広域で連携した取組も進めます。さらには、二見地区においては、多くの観光客等が訪れる二見浦公園の景観整備に向けて調査設計を進めます。 雇用・商工業でございますが、安定した雇用の場を確保・増加させることは、若い世代の人口流出を抑制するためにも極めて重要であります。そのため、市内企業の流出防止、創業及び事業継続の支援等を関係団体や近隣市町と連携して進めます。 また、女性や障がいのある方の雇用・就労支援に取り組むとともに、商業環境の整備やにぎわいの創出を図るため、販路を確保・拡大しようとする事業者や商業団体への支援、地域おこし協力隊と協働した取組を進めます。 農林水産業につきましては、高齢化、所得の低迷、生産資材の高騰による経営の悪化などにより、就業者の減少が続いております。農業においては、地域間競争に勝てる農産物の生産や加工、販売を推進するため、農産物のブランド化に取り組むとともに、新規就農者への支援を行います。 また、農地の集積・集約を進め、生産の効率化を図り、安定的・継続性のある農業を実現するため、磯町において農地中間管理機構を通した農地の貸借関係に基づく大区画化等の圃場整備を推進いたします。 林業においては、計画的な森林の経営管理を進めるとともに、地域材による公共建築物等の木材利用を促進します。 水産業においては、安全かつ効率的に漁業活動ができるよう、老朽化した漁港施設の保全工事を行います。 以上、新型コロナウイルス感染症対策と5本のまちづくりの柱について述べさせていただきました。これらの施策を進めるに当たっては、デジタルの活用、将来の担い手の育成、誇りと愛着の醸成、脱炭素化の推進、持続可能な行財政運営、SDGsの推進、これらの視点を持って取り組んでまいります。 まず、デジタルの活用ですが、先日、地域全体でのデジタル化を推進するため、各分野の団体を構成員とするスマートシティ伊勢推進協議会を設立いたしました。今後、情報共有、意見交換を行いながら、一体となり様々な取組を行います。 行政サービスにおけるデジタル化に当たっては、「市民に優しく暮らしを便利に」、これを基本理念とし、デジタルデバイド対策を丁寧に行いながら進めます。令和3年度から取り組んでおります行政手続のオンライン化を拡充するほか、生涯学習のオンライン化、SNSによる防災情報の配信、ICT教育、スマート保育、有害獣、いわゆる獣害の目撃情報システムの導入などを進めます。 次に、人材育成ですが、将来を見通す際に最も懸念される点が、多方面において公益的な活動をしていただく方々の不足、担い手不足という問題であります。私たちの暮らしやまちづくりは、地域住民の活動や市民活動により支えられております。これらの公益的な活動を担っていただいている方へのサポートを行うほか、公益的活動への関心の醸成と参画につなげる取組を進めてまいります。 新しい取組といたしまして、高校生を対象にまちづくりへの参画を促進する取組を行います。また、仕事をリタイヤされた方が自身の知識やスキルを活用して市民活動へ参画していただけるよう、生涯学習と市民活動を連動させた取組を行います。 「まちづくりは人づくり」と申します。10年後、20年後においても、地域活動や市民活動が持続的に行われるよう、しっかりと取り組んでまいります。 次に、誇りと愛着の醸成ですが、郷土愛を育み、自分たちのまちや地域への誇りと愛着を高める取組を進めます。このことが公益的な活動への参画にもつながるものと考えております。1月には市のシンボルとして、市の花・木・鳥を制定いたしました。それぞれジングウツツジ、オヤネザクラ、イソヒヨドリでございますが、市民の皆様に親しんでいただけるよう、しっかりとお伝えしてまいります。 また、伊勢市民に手軽な郷土食として愛されております伊勢うどんについて、文献調査等を実施し、食文化としての文化財的価値を明らかにし、将来的には国の登録無形民俗文化財への登録を目指します。 次に、脱炭素化の推進ですが、世界的に気候危機が叫ばれる中、国を挙げて脱炭素社会の実現に向けた取組が進められております。省エネ・省資源型の環境負荷が少ないまちづくりや再生可能エネルギーの利用促進、食品ロスやプラスチックごみの削減などによる燃えるごみの減量、森林の適正管理等、環境に配慮した取組を進めてまいります。 そして、持続可能な行財政運営でございますが、公共施設マネジメントの推進、伊勢市を中心とした定住自立圏における取組の推進、継続的な事業の見直し、職員の人材育成等、持続可能で時代に即した行財政運営を行ってまいります。 最後に、SDGsですが、各分野においてその取組にSDGsの要素を反映し、経済・社会・環境の三つの側面の調和を図った取組を推進し、その理念に沿った持続可能なまちづくりを進めます。 以上、令和4年度に向けた主な重点施策について申し述べさせていただきました。 最後になりますが、4期目に当たり、私は、まちづくりのテーマとして三つの「しんか」という言葉を大切にしたいと考えております。 一つ目の「進化」は、前に進むことであります。既成概念にとらわれず、デジタル化など技術革新や新しい発想を取り入れることにチャレンジをし、産業の振興、生活の利便性の向上を図ります。 二つ目の「深化」は、深めることでございます。神宮さんを中心とした日本の精神文化の拠点である本地域の歴史、伝統文化などをさらに多くの方に知ってもらうとともに、観光や教育など先進的な取組はもちろんのこと、各分野における取組をさらに磨き上げ、サービスの質を向上いたします。 三つ目の「真価」は、前進することと深めることを両立することにより、伊勢のまちの真の価値を高めることでございます。 私たちはコロナ禍を経験し、真に必要なこととそうでないことを本質的に考える機会を得ることとなりました。今後はより一層、まことに大切なことは何なのかということを見極め、真に必要なサービスを提供していかなければなりません。私は、この三つの「しんか」を進め、未来へつないでまいる所存でございます。 現在の新型コロナウイルスの流行や混迷する国際情勢、技術革新の進歩による社会の変化等は、後世の歴史に残る出来事であります。私たちが伊勢市の新たな時代を切り開いていかなければなりません。私はその覚悟で市政運営に取り組んでまいります。 議員各位及び市民の皆様のより一層の御理解、御協力、御指導を賜りますよう心からお願い申し上げ、所信表明とさせていただきます。 続きまして、予算編成方針について御説明を申し上げます。 始めに、令和4年度国予算編成及び地方財政についての概要を申し上げます。 国におきましては、令和4年度予算編成の基本方針に基づき編成された予算案が、本年1月17日、国会に提出をされました。この予算編成の基本方針によれば、新型コロナウイルス感染症への対応に万全を期すとともに、コロナ後の新しい社会を見据え、成長と分配の好循環を実現するため、成長戦略、分配戦略などに基づき予算を重点配分するとしております。また、各地の災害からの復興・創生や防災・減災、国土強靭化に的確に対応し、国家の安全保障をしっかりと確保するとしております。 このような方針の下に編成された国の令和4年度一般会計予算案は107兆5,964億円、対前年度比で9,867億円、0.9%の増となっております。また、本年1月17日に閣議決定された令和4年度の経済見通しと経済財政運営の基本的な態度においては、令和4年度の国内総生産は564.6兆円程度、実質成長率は3.2%程度、名目成長率は3.6%となるものと見込まれております。 令和4年度の地方財政への対応としては、骨太方針2021を踏まえ、「国の一般歳出の取組と基調を合わせつつ、地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源は、令和3年度の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保する」としております。 次に、本市の令和4年度の予算編成ですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、国・地方とともに厳しい財政事情であることを認識し、行財政運営を進める上で予算編成に当たっての基本的な考え方を申し上げます。 まず、歳入ですが、長引く新型コロナウイルス感染症の影響下にありますが、緩やかに持ち直しの動きが見られ、市税収入は一定程度の回復が見込まれるものの、まだまだ先行きは不透明な状況にあります。 一方、歳出につきましては、小中学校の統合校の継続的な整備による財政負担に加え、社会保障費が右肩上がりで増加をしており、公共施設の集中更新時期を迎え、多額の更新経費も見込まれております。 これらの状況を念頭に置きながら、令和4年度は、先ほども述べましたとおり、各政策分野において、「すべての子どもと家庭を幸せにするまちづくり」、「健康に暮らせて誰ひとり取り残さないまちづくり」、「災害に強く安心して暮らせるまちづくり」、「快適で便利に暮らせるまちづくり」、「活力と賑わいにあふれるまちづくり」、この五つの柱を主要課題に位置づけ、重点的に取り組んでまいります。 また、新型コロナウイルス感染症対策に関しては、引き続き「迅速に」、「寄り添い」、「届ける」ことを対策方針として、感染状況を注視しながら、感染防止対策、経済対策、生活支援対策について、国・県と連携を図り、年度途中での補正予算も視野に入れながら、必要な時期に施策を講じてまいります。 そのほか、市民生活の利便性や安全・安心に関わるものにつきましては、早期の進捗を図り、必要なサービスの提供を行ってまいります。 以上、所信の一端と経済動向及び予算編成に当たっての基本的な考え方を申し上げました。 続いて、これら諸施策を遂行するための新年度予算について、順を追って御説明を申し上げます。 まず、「議案第3号 令和4年度伊勢市一般会計予算」について御説明を申し上げます。 一般会計予算総額は548億2,892万円となり、前年度予算と比較をしますと、金額で22億6,452万8,000円、率にして4.3%の増となっております。 以下、歳出の主なものについて御説明を申し上げます。 まず、総務費ですが、デジタル化推進費において、デジタル技術を活用した市民サービスの向上、地域課題の解決に向けた取組に要する経費を計上しております。地域自治推進費において、まちづくり協議会、自治区振興及び地域人材の育成に要する経費を計上しております。防犯活動推進費において、防犯カメラの設置に要する経費を計上しております。交通対策費においては、コミュニティバスの運行に要する経費を計上しております。 次に、民生費ですが、社会福祉総務費において、新型コロナウイルス感染症に伴う自宅待機者への生活応援及び保健福祉拠点施設の整備に要する経費を計上しております。障害者福祉費において、地域生活支援及び自立支援に要する経費を計上しております。地域福祉推進費において、重層的支援及び新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給に要する経費を計上しております。老人福祉費において、外出支援に要する経費を計上しております。児童福祉費において、保育士確保、子育て応援、二見地区統合園整備、独り親家庭の支援、子供発達支援に要する経費を計上しております。 次に、衛生費ですが、保健衛生費において、犬猫不妊去勢手術の推進、地域医療体制の確保、生活習慣病対策、妊娠から出産・育児までの包括的な支援に要する経費を計上しております。清掃費において、ごみの減量、資源化の推進に要する経費を計上しております。 次に、労働費ですが、若者の地元定着、障がい者・女性の就労サポートに要する経費を計上しております。 次に、農林水産業費ですが、農業費において、担い手対策、農業振興、排水機の補修・機能更新に要する経費を計上しております。林業費において、獣害対策に要する経費を計上しております。水産業費において、漁港の機能保全に要する経費を計上しております。 次に、商工費ですが、商店街、中小企業、地域産業の振興対策に要する経費を計上しております。 次に、観光費ですが、安全・安心な観光地づくりの推進及び旅客誘致・宣伝に要する経費を計上しております。 次に、土木費ですが、まず道路橋梁関係として、市民の皆様から多くの御要望をいただいております生活関連道路・側溝の改良、通学路の整備、高向小俣線をはじめとした道路整備事業に要する経費を計上しております。河川関係として浸水・排水対策のため排水施設の整備、ポンプ場の機能更新に要する経費を計上しております。都市計画関係として中心市街地活性化の取組、街路・公園の整備に要する経費を計上しております。住宅関係として空き家対策に要する経費を計上しております。 次に、消防費ですが、消防関係として高規格救急自動車の更新に要する経費を、災害対策として避難所のWi-Fi環境整備に要する経費を計上しております。 次に、教育費でございますが、教育振興として外国語学習の充実、小中学校整備、不登校対策に要する経費を計上しております。社会教育関係として文化芸術活動の推進、伊勢うどんの魅力発信に要する経費を計上しております。保健体育関係として、インクルーシブスポーツの推進に要する経費を計上しております。 以上、歳出の主なものについて御説明申し上げましたが、これらに要する財源として、市税158億5,000万円、地方交付税112億5,000万円、国・県支出金108億1,569万9,000円、市債64億3,870万円等をそれぞれ計上しております。 なお、歳入歳出予算のほか、債務負担行為、地方債、一時借入金及び歳出予算の流用についてもそれぞれ計上しておりますので、御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 次に、「議案第4号 令和4年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」については、総額127億6,359万1,000円となり、前年度当初予算と比較をすると445万1,000円の増で、保険給付費及び保険事業費納付金等を計上しております。その他、一時借入金についても計上しております。 次に、「議案第5号 令和4年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算」については、総額33億4,198万6,000円となり、前年度当初予算と比較をすると2.7%の増で、後期高齢者医療広域連合納付金及びこれに関する事務費等を計上しております。その他、一時借入金についても計上しております。 次に、「議案第6号 令和4年度伊勢市介護保険特別会計予算」につきましては、総額146億9,212万2,000円となり、前年度当初予算と比較すると1.0%の増で、保険給付費及び地域支援事業費等を計上しております。その他、債務負担行為及び一時借入金についても計上しております。 次に、「議案第7号 令和4年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」については、総額323万4,000円となり、貸付元利金の収入、公債費及び事務費を計上しております。 次に、「議案第8号 令和4年度伊勢市観光交通対策特別会計予算」については、総額5億3,141万6,000円となり、前年度当初予算と比較をすると9.2%の減で、駐車場管理運営経費等を計上しております。その他、一時借入金についても計上しております。 次に、「議案第9号 令和4年度伊勢市土地取得特別会計予算」については、総額4億5,207万円となり、土地開発基金からの繰入金を財源とし、公共事業の促進のため、用地の先行取得に要する経費を計上しております。 次に、「議案第10号 令和4年度伊勢市病院事業会計予算」については、業務の予定量として、1日平均入院患者239人、外来患者512人、健診・ドック受診者を50人と見込み、収益的収支に所要の経費を計上しております。資本的収支においては、器械備品の購入、企業債償還金、医師及び看護師奨学金の支給に要する経費等を計上しております。そのほか、債務負担行為、企業債、一時借入金及び支出予算の流用等についても、それぞれ計上しております。 病院事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響等もあり、収支状況は大変厳しいものと予測されますが、引き続き医療の質の向上、安定的な経営基盤の構築を図るとともに、新型コロナウイルス感染症に対する公立病院としての責務を果たしてまいります。 次に、「議案第11号 令和4年度伊勢市水道事業会計予算」については、業務の予定量として、給水戸数5万8,060戸、年間総給水量1,666万5,000立方メートルを見込み、収益的収支に所要の経費を計上しております。 資本的収支においては、水源地施設更新事業、送配水管・施設の新設・更新事業、老朽管更新事業等の建設改良費を主なものとして計上しております。そのほか、債務負担行為、企業債、一時借入金及び支出予算の流用等についても、それぞれ計上しております。 次に、「議案第12号 令和4年度伊勢市下水道事業会計予算」については、業務の予定量として、排水戸数2万7,232戸、年間総排水量712万立方メートルを見込み、収益的収支に所要の経費を計上しております。 資本的収支においては、流域関連公共下水道事業、雨水管渠更新事業、ポンプ場築造事業等の建設改良費を主なものとして計上しております。そのほか、債務負担行為、企業債、一時借入金及び支出予算の流用等についても、それぞれ計上しております。 水道事業及び下水道事業につきましても、より一層経営の合理化を推進し、企業としての独立採算制を堅持し、健全経営に努めてまいりたいと考えております。 以上、新年度の各予算について概要を申し上げました。詳細につきましては、副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 藤本副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第3号 令和4年度伊勢市一般会計予算」外9件について、補足の御説明を申し上げます。 まず、議案第3号について御説明申し上げます。 歳出からその主なものについて御説明申し上げます。 46ページをお願いします。 款2総務費、項1総務管理費、目6デジタル化推進費では、1の1デジタル活用推進事業として3,400万3,000円を計上しております。これは、市民サービスの多様化・高度化に対応するため、デジタル技術を活用した市民サービスの向上、組織運営の効率化及び地域課題の解決に向けた取組に要する経費を計上したものでございます。 次に、52ページをお願いします。 目18地域自治推進費では、2億7,173万9,000円を計上しております。これは、まちづくり協議会、自治会への支援のほか地域を支える人材の確保・育成を図るため、地域、企業、学校等と連携した高校生によるまちづくりの提案・活動の取組に要する経費を計上したものでございます。 次に、56ページをお願いします。 項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費では、2の1戸籍住民システム管理経費として7,343万円を計上しております。これは、戸籍住民システムの維持管理のほか、利便性の向上及び窓口の混雑解消を図るため、戸籍住民課の待合ホールにコンビニと同様に自らがマイナンバーカードを利用して住民票等の取得を行うことができる機器の設置に要する経費を計上したものでございます。 次に、64ページをお願いします。 款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費では、15の1自宅待機者生活応援サービス事業として285万9,000円を計上しております。これは、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者等で、保健所から自宅待機を要請され、親族等から支援を受けることが困難な方に食料や日用品を届ける等の生活支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、67ページをお願いします。 16の1保健福祉拠点施設整備事業として5億1,440万円、17の1保健福祉拠点施設運営経費として5,321万5,000円を計上しております。これは、赤ちゃんから高齢者まで、また健康づくりから福祉サービスまで必要とされる福祉を切れ目なくつなげ、制度のはざまで支援を受けられない方にも寄り添い、必要な支援を行う保健福祉拠点施設の整備等に要する経費を計上したものでございます。 次に、目2障害者福祉費では、1の1障害者地域生活支援事業として1億6,476万1,000円を計上しております。これは、障がいのある方が自立した日常生活、社会生活を営むことができるよう、障がい者相談支援センターの運営、日常生活用具の給付、成年後見制度の利用支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、68ページをお願いします。 目5地域福祉推進費では、3億9,522万3,000円を計上しております。これは、コミュニティソーシャルワーカーの配置、断らない相談窓口、地域包括支援センターの運営などの重層的な支援を行ういせライフセーフティネット事業、困窮世帯の子供の居場所づくりを兼ねた学習機会の充実を図る子どもの学習支援等事業及び新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により特例貸付を利用できない困窮世帯に対する生活困窮者自立支援金支給事業に要する経費を計上したものでございます。 次に、項2老人福祉費、目1老人福祉推進費では、1の4高齢者外出支援モデル事業として486万円を計上しております。これは、既存の公共交通網の利用が難しい地域において、自家用車等での外出が困難な後期高齢者を対象に、日常生活圏内の移動におけるタクシー運送料金の支援を行うモデル事業に要する経費を計上したものでございます。 次に、70ページをお願いします。 項3児童福祉費、目1児童福祉総務費では、2の4保育士確保事業として4,417万9,000円を計上しております。これは、保育士の確保を図るため、民間保育所と合同で新卒保育士、潜在保育士に向けた相談会を開催するほか、保育士業務の負担軽減を図るため、民間保育所における保育補助者等の雇用の助成に要する経費を計上したものでございます。 次に、3の7学習サポート事業として2,387万3,000円を計上しております。これは、困窮世帯等を対象とした無料学習塾の開催のほか、新たな取組として民間の学習塾の利用に対する支援経費を計上したものでございます。 次に、73ページをお願いします。 6の3ゼロ歳児見守り支援事業として186万6,000円を計上しております。これは、育児不安、負担の大きいゼロ歳児家庭を対象にこども家庭相談センター職員が訪問し、育児相談による不安の解消を図るほか、児童虐待の未然防止及び早期支援につなげようとするものでございます。 次に、目3父母子福祉費では、1の2ひとり親家庭養育費確保サポート事業として81万8,000円を計上しております。これは、独り親家庭の養育費の確保に向けた公正証書等の作成及び保証会社との養育費保証契約の保証料の助成に要する経費を計上したものでございます。 次に、目4児童福祉施設費20億1,004万円は、伊勢市立保育所及び伊勢市立認定こども園における各種保育事業、施設の管理運営のほか、二見地区統合園整備に要する経費を計上したものでございます。 次に、74ページをお願いします。 目6こども発達支援費1億6,999万7,000円は、発達障がい児の相談・支援のほか、保育所等への訪問支援の実施及び児童発達支援センターの機能を有したおおぞら児童園の運営に要する経費を計上したものでございます。 次に、80ページをお願いします。 款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費では、9の1犬猫不妊去勢手術推進事業として313万円を計上しております。これは、これまでの飼い犬、飼い猫の不妊・去勢手術の助成に加え、新たな取組として自治会、保健所等と連携し、捕獲、不妊・去勢手術、元の場所に戻すを行うTNR活動に要する経費を計上したものでございます。 次に、目2保健センター費では、83ページに移りまして、6の2公的病院支援事業補助金として3,500万円を計上しております。これは、地域医療体制の確保を図るため、公立病院及び公的病院が担うべきとされる不採算医療分野において、市内で唯一、小児医療病床、周産期医療病床及び精神病床を保有する伊勢赤十字病院へその運営経費の一部を助成するものでございます。 次に、7の1病院事業会計繰出金として12億8,897万9,000円を計上しております。これは、病院事業の経営基盤の強化を図り、安定した経営の下、公立病院としての役割を担うため、基準に基づく繰り出し及び経営改善のための繰り出しを行うものでございます。 次に、目4成人保健推進費では、1の2がん検診事業として2億2,805万4,000円を計上しております。これは、がんの早期発見、早期治療につなげるための継続的に実施しているがん検診のほか、若年がん患者の在宅における療養生活に必要な在宅介護、福祉用具の貸与サービス等の利用の支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、目5母子保健推進費では、1の1妊娠出産支援事業として1,557万8,000円を計上しております。これは、子育て世代包括支援センター、ママ☆ほっとテラスにおいて、妊娠から出産、子育て期にわたる切れ目のない支援を行うための経費を計上したものでございます。 次に、90ページをお願いします。 款5労働費、項1労働諸費、目1労働諸費では、1の3雇用就労支援事業として433万7,000円を計上しております。これは、出産・育児等により離職した女性の再就職、障がい者の雇用促進、インターンシップのマッチング支援のほか、人材採用を目的とした企業PR動画の作成・発信を行う企業の支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、94ページをお願いします。 款6農林水産業費、項1農業費、目6農地費では、4の2農地中間管理機構関連農地整備事業として2,670万円を計上しております。これは、農地の集積・集約化及び農作物の生産拡大を図るため、圃場整備に要する経費を計上したものでございます。 次に、96ページをお願いします。 目7湛水防除事業費では、2の3排水機維持管理経費(機能更新)として7,244万5,000円を計上しております。これは、老朽化による機能低下が危惧される排水機場について、長寿命化計画に基づく補修・更新を進めるほか、排水機場の遠隔管理・操作に向けた運転支援システムの導入に要する経費を計上したものでございます。 次に、項2林業費、目2林業振興費では、3の1獣害防止事業として1,089万5,000円を計上しております。これは、地域が主体で行う捕獲、追い払い活動の支援のほか、企業・大学と共同でICTを活用した有害獣の目撃情報報告システムの調査・研究に要する経費を計上したものでございます。 次に、98ページをお願いします。 項3水産業費、目3漁港管理費では、1の3水産物供給基盤機能保全事業として8,900万円を計上しております。これは、豊北漁港の護岸及び大淀漁港の防波堤の保全に要する経費を計上したものでございます。 ○議長(世古明君) 藤本副市長、説明を止めてください。 会議の途中ですが、11時10分まで休憩いたします。 △休憩 午前10時59分
    △再開 午前11時09分 ○議長(世古明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 藤本副市長。 ◎副市長(藤本亨君) 次に、100ページをお願いします。 款7商工費、項1商工費、目2商工業振興費では、5の1商業活性化推進事業として2,085万円を計上しております。これは、商業の魅力アップに取り組む商業団体等への支援のほか、中心市街地における居住人口の減少、商店街等のにぎわい創出などの課題解決に向けて地域外から人材を誘致し、地域活動に従事する地域おこし協力隊事業に要する経費を計上したものでございます。 次に、104ページをお願いします。 款8観光費、項1観光費、目1観光総務費では、6の1安全安心な観光地づくり推進事業として1,505万9,000円を計上しております。これは、観光客及び周辺住民が安心できる観光地を目指し、新型コロナウイルスの感染リスクの低減を図るため、主要観光地の混雑状況の配信及び消毒液スタンドの設置のほか、内宮周辺をモデル地区として自然災害や新型コロナウイルス感染症に係る危機管理対策の検討に要する経費を計上したものでございます。 次に、6の2バリアフリー観光推進事業として146万8,000円を計上しております。これは、伊勢おもてなしヘルパーの運営・拡大のほか、デジタル技術を活用した視覚障がい者への観光サポートの検証に要する経費を計上したものでございます。 次に、目2旅客誘致費では、1の1ターゲット戦略推進事業として5,179万8,000円を計上しております。これは、取組ごとにターゲットを定め、SNSを活用した情報発信をはじめ、クリエイターと連携したPR事業を行い、誘客を図るものでございます。 次に、108ページをお願いします。 款9土木費、項2道路橋梁費、目2道路維持費では2億4,089万7,000円を計上しております。これは、生活道路の維持補修・舗装に要する経費をはじめ、1の3通学路維持補修経費では、通学路の安全確保を図るため、関係機関と連携した合同点検による要対策箇所について防護柵、路面標示の設置等を行い、通学路の安全を確保するものでございます。 次に、目6道路整備事業費では6億584万9,000円を計上しております。これは、交通の円滑化、安全・安心の確保を図る一之木5丁目16号線及び高向小俣線等の整備、通学路交通安全プログラムにおける要対策箇所をはじめとした通学路の危険箇所の解消及びにぎわいの創出、活性化を目指した伊勢市駅を中心とする道路整備に要する経費を計上したものでございます。 次に、項3河川費、目2河川維持費では、1の1河川維持補修経費として4,860万円を計上しております。これは、堤防の除草、破損箇所の補修のほか浸水被害の軽減を図るため水流を阻害する堆積土砂を撤去するしゅんせつ工事に要する経費を計上したものでございます。 次に、110ページをお願いします。 目4排水路維持費では、ポンプ場の長期補修計画に基づく予防保全、機能更新に要する経費等で2億7,362万9,000円を、目5排水路整備費では、河川維持費と同様に、浸水被害等の防止を図るため、排水路改良に要する経費1億340万円を計上しております。 次に、112ページをお願いします。 項5都市計画費、目2まちづくり推進費では、1の1中心市街地再生事業として5億8,042万3,000円を計上しております。これは、伊勢市駅周辺のにぎわいを創出し、中心市街地の活性化を図るため、民間事業者が実施する伊勢市駅前C地区市街地再開発事業の支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、目5街路事業費では、1の2岡本吹上線改良事業として1,170万円を計上しております。これは、都市景観の向上及び災害に強いまちづくりを図るため、宇治山田駅前の道路である岡本吹上線の電線の地中化に要する経費を計上したものでございます。 次に、目6公園費では、1の2公園整備事業として1,200万円を計上しております。これは、二見地区の活性化を図るため、観光客の散策等に利用される名勝二見浦の景観に配慮した二見浦公園の整備に向けた設計等に要する経費を計上したものでございます。 次に、1の3集まれこどもたち公園整備事業として6,953万円を計上しております。これは、子供たちが集い、市民、来訪者を問わず、多くの方が訪れる交流の拠点となる公園を目指し、朝熊山麓公園の遊具の充実を図るものでございます。 次に、114ページをお願いします。 項6住宅費、目2住宅対策費では、1の2空家等対策事業として1,389万4,000円を計上しております。これは、空き家バンク制度を活用する市外からの移住者等に対して、改修費用及び家賃の一部を助成し空き家の利活用を図るほか、老朽化等による危険空き家の除却の支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、118ページをお願いします。 款10消防費、項1消防費、目5災害対策費では、3の9災害対応デジタル推進事業として2,100万円を計上しております。これは、防災行政無線の情報を、これまでのメール配信に加え、LINE等のSNSへの配信を開始するほか、災害時における避難所での情報取得が行えるよう、避難生活施設へのWi-Fi環境の整備に要する経費を計上したものでございます。 次に、121ページをお願いします。 4、防災基盤整備事業として1億2,610万円を計上しております。これは、南海トラフ地震等の災害に備えるため、備蓄物資・資機材の整備のほか、避難生活時の環境改善を目的とした災害時用トイレの整備に要する経費を計上したものでございます。 次に、125ページをお願いします。 款11教育費、項1教育総務費、目3教育振興費では、7の1エンジョイイングリッシュ事業として1,663万2,000円を計上しております。これは、小中学生を対象とした英語検定料の助成のほか、市内の保育所・幼稚園等に外国語指導助手を派遣し、外国語におけるコミュニケーション能力の素地を養うほか、異文化理解教育の推進を行うものでございます。 次に、9の1二見地区小中学校整備事業として25億8,354万円を計上しております。これは、令和5年4月の開校を目指し、二見浦小学校及び二見中学校の一体的な整備に要する経費を計上したものでございます。 次に、目4教育研究所費では、2の5不登校対策子ども未来サポート総合推進事業として1,152万円を計上しております。これは、不登校児童生徒の社会的自立及び学校復帰に向けた支援を行う教育コンサルタントの配置のほか、ICT機器を活用したオンラインによる学習支援に要する経費を計上したものでございます。 次に、132ページをお願いします。 項5社会教育費、目3文化振興費では、1の5アクティブ・アート推進事業として400万円を計上しております。これは、これまで市が実施したクリエイターズ・ワーケーション促進事業に参加したクリエイターを招聘し、市民との交流及び文化芸術行事の開催に要する経費を計上したものでございます。 次に、2の9伊勢うどん魅力発信事業として927万2,000円を計上しております。これは、地域に根づき、古い歴史のある伊勢うどんの文化財的価値を明らかにし、食文化の文化的背景を伝えるとともに、国登録無形民俗文化財の登録を目指した調査研究に要する経費を計上したものでございます。 次に、134ページをお願いします。 目6観光文化会館費1億3,651万1,000円は、観光文化会館の維持管理費のほか、大ホールの舞台装置の更新に要する経費を計上しております。 次に、136ページをお願いします。 項6保健体育費、目4体育振興費では、1の8インクルーシブスポーツ推進事業として60万円を計上しております。これは、障がいの有無や程度にかかわらず、多様な人々が共に実施できるインクルーシブスポーツを推進するため、インクルーシブスポーツフェスタ、ボッチャ交流大会及び障がい者野球大会の開催に要する経費を計上したものでございます。 次に、歳入でございます。 14ページをお願いします。 款1市税については、市税全体で158億5,000万円を計上しております。 次に、款2地方譲与税から16ページの款14交通安全対策特別交付金に至る歳入については、地方財政計画等を参考にし、予算計上したものでございます。 次に、18ページをお願いします。 款15分担金及び負担金から24ページの款18県支出金に至る歳入については、いずれも説明欄に記載のとおりでございまして、それぞれの条例に定める額及び補助要綱等に基づき算出し、計上したものでございます。 次に、30ページをお願いします。 款20寄附金については、一般寄附金、ふるさと応援寄附金についてそれぞれ収入見込みにより計上したものでございます。 次に、38ページをお願いします。 款24市債については、それぞれ説明欄に記載のとおりでございます。 次に、債務負担行為等について御説明申し上げます。 8ページをお願いします。 第2表債務負担行為でございますが、市税等各種帳票印刷業務委託ほか12件について、債務負担行為を設定しております。 次に、9ページをお願いします。 第3表地方債でございますが、令和4年度の事業について限度額等を計上しております。 次に、1ページをお願いします。 第4条では、一時借入金の限度額を55億円としております。 以上で一般会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、165ページをお願いします。 「議案第4号 令和4年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」について御説明申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げます。 178ページをお願いします。 下段の款2保険給付費では、項1療養諸費で79億4,093万円、180ページに移りまして、項2高額療養費で11億9,601万円を計上しております。 次に、款3国民健康保険事業費納付金では、31億8,240万2,000円を計上しております。これは、医療給付費、後期高齢者支援金及び介護納付金に要する経費を三重県に支出するものでございます。 次に、歳入でございますが、172ページをお願いします。 款1国民健康保険料では、保険料の収納率を一般被保険者現年賦課分で95%を見込み、21億9,522万9,000円を計上したものでございます。 次に、174ページをお願いします。 款5繰入金、項1他会計繰入金では、一般会計からの繰入れ9億1,436万3,000円を計上し、項2基金繰入金では、保険料負担の軽減を図るため2億円を財政調整基金から繰り入れるものでございます。 以上で、国民健康保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、193ページをお願いします。 「議案第5号 令和4年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算」について御説明申し上げます。 まず、歳出について御説明申し上げます。 202ページをお願いします。 款2後期高齢者医療広域連合納付金32億7,166万6,000円は、制度の運営主体であります三重県後期高齢者医療広域連合への負担金でございます。 次に、歳入でございますが、200ページをお願いします。 款1後期高齢者医療保険料では、保険料の賦課を行う三重県後期高齢者医療広域連合の算定に基づき14億383万9,000円を計上しております。 次に、款2繰入金19億3,582万6,000円は、三重県後期高齢者医療広域連合への負担金及び市における事務費等に要する財源として一般会計から繰り入れるものでございます。 以上で、後期高齢者医療特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、209ページをお願いします。 「議案第6号 令和4年度伊勢市介護保険特別会計予算」について御説明申し上げます。 歳出について御説明申し上げますので、220ページをお願いします。 下段の款2保険給付費139億5,061万5,000円は、第8期介護保険事業計画のサービス量を勘案し、所要額を計上したものでございます。 次に、歳入でございますが、216ページをお願いします。 款1保険料27億7,203万3,000円は、第8期介護保険事業計画に基づき設定された保険料を基本に、65歳以上の第1号被保険者に納めていただく保険料を計上したものでございます。 次に、218ページをお願いします。 款6繰入金、項1一般会計繰入金22億8,947万1,000円は、介護給付費及び事務費等に要する財源として一般会計から繰り入れるものでございます。 次に、項2基金繰入金3億6,710万2,000円は、第1号被保険者の負担軽減を図るため、介護給付費準備基金から繰り入れるものでございます。 以上で、介護保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、233ページをお願いします。 「議案第7号 令和4年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」について御説明申し上げます。 まず、歳入について御説明申し上げます。 240ページをお願いします。 款1事業収入は、貸付者からの返済金を計上しております。 次に、歳出でございますが、242ページをお願いします。 款1総務費で貸付金の徴収等に要する事務費を、款2公債費で償還年次表に基づく元利償還金をそれぞれ計上しております。 以上で、住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、247ページをお願いします。 「議案第8号 令和4年度伊勢市観光交通対策特別会計予算」について御説明申し上げます。 まず、歳入について御説明申し上げますので、254ページをお願いします。 款1事業収入4億6,901万円は、駐車場使用料を計上しております。 次に、歳出でございますが、256ページをお願いします。 款1観光交通対策事業費5億3,141万5,000円は、駐車場の管理運営に要する経費及び伊勢地域観光交通対策協議会への負担金を計上しております。 以上で、観光交通対策特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、263ページをお願いします。 「議案第9号 令和4年度伊勢市土地取得特別会計予算」について御説明申し上げます。 まず、歳入について御説明申し上げますので、270ページをお願いします。 款2繰入金3億8,352万6,000円は、公有地確保を推進するため土地開発基金から繰り入れるものでございます。 次に、歳出でございますが、272ページをお願いします。 款1用地取得事業費、項2事業費において、公共事業用地及び公共事業代替用地の先行取得に要する経費を計上しております。 以上で、土地取得特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、277ページをお願いします。 「議案第10号 令和4年度伊勢市病院事業会計予算」について御説明を申し上げます。 まず、第2条、業務の予定量でございますが、年間患者数、一日平均患者数等を記載のとおり予定しております。 次に、280ページをお願いします。 収益的収支でございますが、収入においては、款1病院事業収益、項1医業収益では、入院収益、外来収益等で62億6,348万7,000円、項2健診収益では、健診センターにおける人間ドック等の公衆衛生活動収益等で3億5,701万5,000円、項3医業外収益では、他会計補助金、他会計負担金等で14億7,153万9,000円を計上し、これらを含め病院事業収益として80億9,214万1,000円を予定しております。 次に、支出でございますが、款1病院事業費用、項1医業費用では、事業運営に必要な給与費、材料費、経費、減価償却費等で80億5,265万6,000円、281ページに移りまして、項2健診費用では、健診センター運営に必要な給与費、経費等で2億1,111万8,000円を計上し、これらを含め病院事業費用として84億1,826万8,000円を予定しております。 以上により、収益的収支における当年度純損失は、消費税を除き4億5,814万4,000円となる見込みでございます。 次に、282ページの資本的収支でございますが、収入においては、款1資本的収入、項1負担金では、一般会計からの繰入金で3億8,429万4,000円、項2企業債では、医療器械整備事業で1億円、項4基金繰入金では、医師及び看護師奨学基金からの繰入金4,212万円を計上し、これらを含め資本的収入として5億3,166万4,000円を予定しております。 次に、支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費では、器械備品の購入費で1億5,000万円、項2企業債償還金では6億9,387万2,000円、項3投資では、医師及び看護師奨学金で4,212万円を計上し、これらを含め資本的支出として9億3,336万2,000円を予定しております。 以上により、資本的収支において4億169万8,000円の不足となる予定でございますが、当年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 次に、278ページをお願いします。 第5条以降に債務負担行為等の必要事項についても定めております。また、283ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書等の関係附属資料に、それぞれ必要事項を記載しておりますので、御高覧を賜りたいと存じます。 以上が令和4年度の病院事業会計予算の概要でございますが、新病院建設による企業債償還金、減価償却費のほか、新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい病院経営となることが予測されますが、引き続き医師確保に努めるとともに、医療体制の充実強化、質の高い医療の提供、地域医療の推進、病院経営の健全化に取り組む所存でございますので、よろしく御了承のほどお願い申し上げます。 次に、303ページをお願いします。 「議案第11号 令和4年度伊勢市水道事業会計予算」について御説明申し上げます。 まず、第2条、業務の予定量でございますが、過去の実績と昨今の状況を勘案し、給水戸数、年間総給水量、一日平均給水量を記載のとおり予定しております。 主要な建設改良事業としては、送配水管・施設の新設事業をはじめ、老朽管更新事業等を予定しております。 次に、306ページをお願いします。 収益的収支でございますが、収入においては、款1水道事業収益、項1営業収益では、給水収益等で24億8,119万7,000円、項2営業外収益では、長期前受金戻入等で3億415万3,000円を計上し、これらを含め水道事業収益として27億8,535万円を予定しております。 次に、307ページの支出でございますが、款1水道事業費用、項1営業費用では、事業運営に必要な給与費、委託料、受水費及び減価償却費等で23億8,689万8,000円、309ページに移りまして、項2営業外費用では、企業債利息等で1億2,211万1,000円を計上し、これらを含め水道事業費用として25億1,900万9,000円を予定しております。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き1億8,988万4,000円となる見込みでございます。 次に、310ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入においては、款1資本的収入、項1企業債では、施設統廃合事業等に伴う企業債で5億900万円、項2負担金では、工事負担金等で1億7,977万円を計上し、これらを含め資本的収入として8億2,291万9,000円を予定しております。 次に、311ページの支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費では、配水本管の敷設、更新をはじめ老朽管の更新等で16億3,862万1,000円、項2償還金で3億9,324万8,000円を計上し、これらを含め資本的支出として20億3,186万9,000円を予定しております。 以上により、資本的収支においては12億895万円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 次に、304ページをお願いします。 第5条以降に債務負担行為等の必要事項についても定めております。また、312ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書等の関係附属資料にそれぞれ必要事項を記載しておりますので、御高覧を賜りたいと存じます。 以上が令和4年度の水道事業会計予算の概要でございます。給水人口及び使用水量が減少傾向にあり、一方では配水本管等の更新事業が不可欠となっておりますが、水道事業ビジョンに基づき、効率的で健全な事業の継続に努め、給水サービスの向上に努力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、333ページをお願いします。 「議案第12号 令和4年度伊勢市下水道事業会計予算」について御説明申し上げます。 まず、第2条、業務の予定量でございますが、現在の下水道への接続実績と、流域関連公共下水道の供用区域拡大に伴う新規接続見込みを勘案し、排水戸数、年間総排水量、一日平均排水量を記載のとおり予定しております。 主な建設改良事業として、汚水管渠敷設事業及びポンプ場築造事業等を予定しております。 次に、336ページをお願いします。 収益的収支でございますが、収入においては、款1下水道事業収益、項1営業収益では、下水道使用料及び他会計負担金等で15億2,575万7,000円、項2営業外収益では、他会計負担金、他会計補助金及び長期前受金戻入等で25億2,964万3,000円を計上し、これらを含め下水道事業収益として40億5,540万円を予定しております。 次に、337ページの支出でございますが、款1下水道事業費用、項1営業費用では、事業運営に必要な給与費、委託料、流域下水道維持管理負担金及び減価償却費等で32億2,628万2,000円、339ページに移りまして、項2営業外費用では、企業債利息等で4億6,195万9,000円を計上し、これらを含め下水道事業費用として36億9,824万1,000円を予定しております。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き1億9,867万5,000円となる見込みでございます。 次に、340ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入においては、款1資本的収入、項1企業債では、流域関連公共下水道事業等に伴う企業債で22億2,260万円、項2負担金では、他会計負担金等で3億3,053万1,000円、項3国庫補助金で12億2,575万円を計上し、これらを含め資本的収入として37億7,888万1,000円を予定しております。 次に、341ページの支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費では、汚水未普及対策として汚水管渠の整備、浸水対策として、勢田川流域等浸水対策実行計画に基づく雨水ポンプ場のポンプ増設、そのほか下水道ストックマネジメント計画に基づくポンプ場の更新等で35億694万4,000円を予定し、342ページに移りまして、項2企業債償還金では17億6,741万2,000円を計上し、これらを含め資本的支出として52億7,585万6,000円を予定しております。 以上により、資本的収支においては14億9,697万5,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 次に、334ページをお願いします。 第5条以降に債務負担行為等の必要事項についても定めております。また、343ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書等の関係附属資料にそれぞれ必要事項を記載しておりますので、御高覧を賜りたいと存じます。 以上が、令和4年度の下水道事業会計予算の概要でございます。流域関連公共下水道の供用区域の拡大を進めるとともに、浸水対策に取り組み、事業の健全経営になお一層の努力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。 以上、「議案第3号 令和4年度伊勢市一般会計予算」外9件について、補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で、議案第3号外9件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。----------------------------------- △議案第13号外9件一括上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、審議の都合により、日程第13、「議案第13号 令和3年度伊勢市一般会計補正予算(第14号)」から、日程第22、「議案第22号 令和3年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号)」に至る10件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま一括上程されました「議案第13号 令和3年度伊勢市一般会計補正予算(第14号)」外9件について御説明申し上げます。 今回の補正は、通常の最終的な計数整理に加え、国の補正予算(第1号)に伴う国庫支出金の配分内示に基づく事業に要する経費について、補正予算計上を行ったものでございます。 以下、各会計の補正について、主なものを御説明申し上げます。 まず、「議案第13号 令和3年度伊勢市一般会計補正予算(第14号)」については10億6,686万9,000円の減額となっております。 歳入において追加する主なものは、市民税、固定資産税、地方消費税交付金、地方交付税、特定教育・保育施設型給付費国負担金、農村地域防災減災・農業用排水路長寿命化事業費補助金、ふるさと応援寄附金でございまして、減額します主なものは、一般寄附金、財政調整基金繰入金、診療所収入、臨時財政対策債でございます。 以上が、歳入の概要でございます。 以下、順を追って歳出の主なものを御説明申し上げます。 まず、総務費におきましては、早期退職者等の退職手当の支給、育英基金及び減債基金への積立て並びに戸籍住民システムの管理に要する経費では追加を、市長及び市議会議員選挙経費では減額を行っております。 民生費においては、特定教育・保育施設型給付事業では追加を、子育て世帯生活支援特別給付金支給事業では減額を行い、そのほか社会福祉費、老人福祉費、児童福祉費、生活保護費等の経費について、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 衛生費においては、病院事業会計繰出金で追加を行っております。 労働費においては、緊急雇用事業で減額を行っております。 農林水産業費においては、農業用排水路整備事業、農村地域防災減災事業、排水機維持管理経費では追加を行い、そのほか農業費、林業費、水産業費の経費については、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 商工費においては、伊勢市版事業継続支援金で減額を行っております。 観光費においては、花火大会開催負担金で減額を行っております。 土木費においては、地籍調査推進事業では追加を行い、そのほか道路橋梁費、都市計画費、住宅費等の経費について、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 消防費においては、常備消防、非常備消防、災害対策等の経費について、それぞれ実績見込みにより減額を行っております。 教育費においては、早期退職者等の退職手当の支給及び児童生徒保健管理事業に要する経費では追加を、二見地区小中学校整備事業、国民体育大会等開催経費では減額を行い、そのほか、小学校、中学校、保健体育等の経費については、それぞれ実績見込みにより減額を行っております。 なお、歳出予算に関連し、継続費、繰越明許費、債務負担行為及び地方債についても、それぞれ補正をしております。 次に、「議案第14号 令和3年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」については4,602万7,000円の追加となっております。これは、歳入歳出とも計数の精査を行い、主に保険給付費の追加補正を行ったものでございます。 次に、「議案第15号 令和3年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」については1,354万9,000円の追加となっております。これは、歳入歳出とも計数の精査を行い、主に償還金の追加補正を行ったものでございます。 次に、「議案第16号 令和3年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号)」については7,029万5,000円の減額となっております。これは、歳入歳出とも計数の精査を行い、主に保険給付費で減額補正を行ったものでございます。 次に、「議案第17号 令和3年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」については、貸付事業運営経費の実績見込みにより21万円の減額となっております。 次に、「議案第18号 令和3年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第1号)」については1億6,927万6,000円の減額となっております。これは、歳入においては駐車場使用料の、歳出においては駐車場管理運営経費の減額補正を行ったものでございます。 次に、「議案第19号 令和3年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)」については、事業費の実績見込みにより3億305万4,000円の減額となっております。 次に、「議案第20号 令和3年度伊勢市病院事業会計補正予算(第2号)」については、収益的収支及び資本的収支において、それぞれ実績等に基づき必要額及び不用額の補正を行っております。そのほか、事業費に関連し、支出予算の流用等についても補正を行っております。 次に、「議案第21号 令和3年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)」については、収益的収支及び資本的収支において、それぞれ実績等に基づき必要額及び不用額の補正を行っております。 次に、「議案第22号 令和3年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号)」については、収益的収支及び資本的収支において、それぞれ実績等に基づき必要額及び不用額の補正を行っております。そのほか、事業費に関連し、企業債等についても補正を行っております。 以上、「議案第13号 令和3年度伊勢市一般会計補正予算(第14号)」外9件について御説明申し上げました。詳細については、副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 会議の途中ですが、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時53分 △再開 午後0時58分 ○議長(世古明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 藤本副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第13号 令和3年度伊勢市一般会計補正予算(第14号)」外9件について、補足の御説明を申し上げます。 まず、議案第13号について御説明申し上げます。 歳出から主なものについて御説明申し上げますので、令和3年度補正予算書の32ページをお願いします。 款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費5,965万1,000円の追加は、早期退職等に伴う退職手当及び他会計への退職手当負担金を追加するものでございます。 次に、34ページをお願いします。 目13基金管理費5億9,519万3,000円の追加は、普通交付税の追加交付における臨時財政対策債償還基金費の創設による減債基金への積立て及びふるさと応援寄附金のうち、奨学金への活用希望分について、育英基金へ積立てを行うものでございます。 次に、38ページをお願いします。 項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費、2の1戸籍住民システム管理経費693万円の追加は、国の補正予算(第1号)の配分内示に伴うもので、マイナンバーカード所有者の転入・転出手続のワンストップ化に係るシステム改修に要する経費を計上したものでございます。 次に、40ページをお願いします。 項4選挙費、目3市長及び市議会議員選挙費6,409万1,000円の減額は、市長選挙が無投票になったことにより減額するものでございます。 次に、46ページをお願いします。 款3民生費、項2老人福祉費、目1老人福祉推進費、5の2老人福祉施設等整備事業補助金1,540万円の追加は、国の補正予算(第1号)の配分内示に伴うもので、民間の老人福祉施設が実施する非常用自家発電機の整備に支援を行うものでございます。 次に、48ページをお願いします。 項3児童福祉費、目2児童措置費3,416万円の追加は、それぞれ実績見込みに基づき特定教育・保育施設型給付事業では追加を、子育て世帯生活支援特別給付金支給事業では不用額を減額するものでございます。 次に、54ページをお願いします。 款4衛生費、項1保健衛生費、目2保健センター費851万1,000円の追加は、ふるさと応援寄附金のうち、医学生、看護学生に対する奨学金への活用希望分について病院事業会計繰出金を計上したものでございます。 次に、58ページをお願いします。 款5労働費、項1労働諸費、目2緊急地域雇用対策事業費1,367万9,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症生活支援対策として実施した緊急雇用事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、60ページをお願いします。 款6農林水産業費、項1農業費、目6農地費、3、土地改良事業4,600万円の追加及び4、農業水利施設整備事業471万8,000円の追加は、国の補正予算(第1号)の配分内示に伴うもので、農業用排水路の整備及びため池への水位計の設置に要する経費を計上したものでございます。 次に、62ページをお願いします。 項2林業費、目2林業振興費、3、みえ森と緑の県民税市町交付金事業255万8,000円の追加及び4、森林経営管理事業322万円の追加は、それぞれ森林づくり基金及び森林環境譲与税基金への積立金を計上したものでございます。 次に、64ページをお願いします。 款7商工費、項1商工費、目2商工業振興費1億964万4,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症経済対策として実施した伊勢市版事業継続支援金の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、66ページをお願いします。 款8観光費、項1観光費、目2旅客誘致費8,367万8,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症の影響により事業を中止したことに伴う花火大会開催負担金及びお伊勢さんマラソン開催負担金を減額するものでございます。 次に、68ページをお願いします。 款9土木費、項1土木管理費、目1土木総務費、3、地籍調査事業2,366万5,000円の追加は、国の補正予算(第1号)の配分内示に伴うもので、地籍調査の進捗を図るものでございます。 次に、74ページをお願いします。 款10消防費、項1消防費、目5災害対策費4,689万円の減額は、避難所等整備事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、78ページをお願いします。 款11教育費、項1教育総務費、目2事務局費779万8,000円の追加は、早期退職等に伴う退職手当を追加するものでございます。 次に、目3教育振興費7,627万9,000円の減額は、二見地区小中学校整備事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、82ページをお願いします。 項6保健体育費、目2学校保健費1,985万円の追加は、学校管理下における事故に対する賠償金を計上したものでございます。 次に、84ページをお願いします。 目4体育振興費3億2,369万9,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症の影響により国民体育大会が中止となったことから、国民体育大会等開催経費を減額するものでございます。 次に、歳入でございます。 14ページをお願いします。 款1市税では、項1市民税で4億9,500万円、項2固定資産税で2億5,600万円、項3軽自動車税で900万円、項6都市計画税で4,000万円を追加することから、全体では8億円を追加し、156億円とするものでございます。 次に、款7地方消費税交付金3億円の追加は、収入実績等を勘案したものでございます。 次に、款13地方交付税11億1,485万1,000円の追加は、国補正予算(第1号)に伴う普通交付税の追加交付によるものでございます。 次に、16ページをお願いします。 款17国庫支出金で6,479万6,000円の減額、20ページに移りまして、款18県支出金で4,007万1,000円の減額は、それぞれの事業実績によるものでございます。 次に、22ページをお願いします。 款20寄附金2億897万3,000円の減額は、実績見込みに基づき、一般寄附金で減額を行うものでございます。 次に、款21繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金では、今回の補正予算の計数を整理し、その他の財源確保を図った結果、19億9,958万4,000円の減額としております。 次に、26ページをお願いします。 款23諸収入、項5雑入、目5衛生費収入5,910万9,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症の影響による休日・夜間診療所収入の減収によるものでございます。 次に、款24市債9億4,600万円の減額は、事業費の実績見込みに合わせて行うものでございます。 次に、6ページをお願いします。 第2表の継続費補正でございますが、二見地区小中学校整備事業について、令和3年度事業費の実績見込みに基づき、事業費総額及び年割額を変更するものでございます。 次に、第3表繰越明許費補正でございますが、戸籍住民システム管理経費ほか20事業を追加するものでございます。繰越しの主な理由としては、国の補正予算(第1号)に伴うもののほか、地元及び関係機関との調整に不測の日数を要したことなどによるもので、事業の推進になお一層努力してまいりたいと存じます。 次に、7ページの第4表債務負担行為補正でございますが、福祉健康センター管理運営委託を追加、電子入札・物品調達システム改修業務委託ほか5事業について、限度額を変更するものでございます。 次に、8ページをお願いします。 第5表地方債補正でございますが、今回の補正予算の計数を整理し、それぞれの事業実績に基づき、追加、廃止及び変更するものでございます。 次に、「議案第14号 令和3年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」について御説明申し上げます。 歳出から御説明申し上げます。 108ページをお願いします。108ページでございます。 款2保険給付費1億1,977万円の追加は、各給付費の実績見込みによるものでございます。 次に、款3国民健康保険事業費納付金では、本市の負担金の額が減額となったことに伴い6,346万6,000円を減額しております。 次に、歳入でございます。 104ページをお願いします。 款1国民健康保険料6,115万円の追加は、収納額の見込みによるものでございます。 次に、下段の款5繰入金1億4,633万5,000円の減額は、今回の計数整理によりその他の財源確保を図った結果、取崩しを予定しておりました財政調整基金を減額するものでございます。 次に、「議案第15号 令和3年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。 歳出について御説明申し上げますので、124ページをお願いします。 款2後期高齢者医療広域連合納付金では、本市の負担金の額が減額となったことに伴い4,024万1,000円を減額、款4諸支出金では、令和2年度の事務費繰入金の精算による一般会計への償還金を追加しております。 次に、歳入でございます。 122ページをお願いします。 款1後期高齢者医療保険料では、収納額の見込みにより5,699万5,000円を減額、款4諸収入では、療養給付費負担金の精算による返還金4,948万3,000円を追加しております。 次に、「議案第16号 令和3年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号)」について御説明を申し上げます。 歳出について御説明申し上げますので、140ページをお願いします。 款2保険給付費1億1,245万6,000円の減額は、介護サービス等給付事業の実績見込みによるものでございます。 次に、142ページをお願いします。 款4基金積立金6,594万9,000円の追加は、介護給付費準備基金に積立てを行うものでございます。 次に、歳入でございます。 136ページをお願いします。 款1保険料、款2国庫支出金、款3支払基金交付金及び款4県支出金の増減は、それぞれ実績見込み及び変更の交付見込額を計上したものでございます。 次に、138ページをお願いします。 款6繰入金、項2基金繰入金2億5,666万1,000円の減額は、今回の計数整理によりその他の財源確保を図った結果、取崩しを予定しておりました介護給付費準備基金を減額するものでございます。 次に、「議案第17号 令和3年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 147ページをお願いします。 今回の補正は21万円の減額でございまして、154ページの歳入において住宅新築資金等貸付金元利収入を減額、156ページの歳出において貸付事業運営経費の減額を行うものでございます。 次に、「議案第18号 令和3年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 歳出について御説明申し上げますので、170ページをお願いします。 款1観光交通対策事業費1億6,927万6,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症の影響により駐車場の利用が減少したことから、駐車場管理運営経費を減額するものでございます。 次に、歳入でございます。 168ページをお願いします。 款1事業収入1億3,794万8,000円の減額は、歳出と同様に新型コロナウイルス感染症の影響により、駐車場の利用が減少したことによるものでございます。 次に、「議案第19号 令和3年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 175ページをお願いします。 今回の補正は3億305万4,000円の減額でございまして、補正後の予算額を2億305万3,000円としております。これは、主に184ページの款1用地取得事業費、項2事業費において、実績見込みに基づき3億848万6,000円を減額することによるものでございます。 次に、「議案第20号 令和3年度伊勢市病院事業会計補正予算(第2号)」について、実施計画に基づき御説明申し上げます。 191ページをお願いします。 今回の補正は、実績等に基づき最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収支でございますが、収入では、款1病院事業収益、項1医業収益1億8,209万9,000円の追加は、目1入院収益で診療単価の上昇により1億4,207万円、目2外来収益で患者数の増加により3,815万2,000円をそれぞれ追加するものでございます。 次に、項3医業外収益3億9,968万7,000円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策に関連した国・県補助金の追加によるものでございます。 次に、支出でございますが、款1病院事業費用、項1医業費用1億5,327万6,000円の追加は、目1給与費、目2材料費の追加によるものでございます。 以上により、収益的収支における当年度純損失は、消費税を除き3,607万円となる見込みでございます。 次に、192ページをお願いします。 資本的収支でございますが、医師及び看護師奨学金に関連する必要額を計上しております。 以上の結果、資本的収支において3億9,682万9,000円の不足となる予定でございますが、当年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 以上により、第3条、第4条の収益的収支及び資本的収支を補正し、それに関連して第2条で業務の予定量をはじめ、第5条、第6条においてそれぞれ必要額の補正をしております。 次に、「議案第21号 令和3年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)」について、実施計画に基づき御説明申し上げます。 205ページをお願いします。 今回の補正は、実績等に基づき最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収支でございますが、収入では、款1水道事業収益、項1営業収益1,028万9,000円の減額は、目1給水収益の減収によるものでございます。 次に、支出でございますが、款1水道事業費用、項1営業費用7,915万8,000円の減額は、目2配水及び給水費における委託料の減額及び目6資産減耗費の減額によるものでございます。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き2億5,733万3,000円となる見込みでございます。 次に、206ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入では、款1資本的収入、項4出資金で1,400万円を減額、項5補助金で228万5,000円を追加しております。これは、対象事業の実績見込みにより調整を行うものでございます。 次に、支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費5,845万9,000円の減額は、目1の原水施設費、目4加圧施設費における工事請負費の減額によるものでございます。 以上の結果、資本的収支において12億1,685万6,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 以上により、第3条、第4条の収益的収支及び資本的収支を補正し、それに関連して、第2条の業務の予定量の補正を行っております。 次に、「議案第22号 令和3年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号)」について、実施計画に基づき御説明申し上げます。 217ページをお願いします。 今回の補正は、実績等に基づき最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収支でございますが、収入では、款1下水道事業収益、項1営業収益3,182万4,000円の減額は、目1の下水道使用料の減収によるものでございます。 次に、項2営業外収益3,765万8,000円の減額は、目2他会計補助金で2,567万5,000円を追加、目6長期前受金戻入で5,339万2,000円の減額をしておりますが、これは対象経費の実績見込みにより調整を行うものでございます。 次に、支出でございますが、款1下水道事業費用、項1営業費用1億1,523万5,000円の減額は、目3流域下水道維持管理負担金、218ページに移りまして、目11資産減耗費の減額によるものでございます。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き2億1,440万4,000円となる見込みでございます。 次に、資本的収支でございますが、収入では、款1資本的収入7,354万5,000円を減額しておりますが、これは対象事業の実績見込みにより項1企業債、項3国庫補助金を減額するものでございます。 次に、219ページをお願いします。 支出でございますが、款1資本的支出1億3,808万8,000円の減額は、項1建設改良費、目1流域関連公共下水道補助事業費における工事請負費の減額によるものでございます。 以上の結果、資本的収支において17億3,004万7,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 以上により、第3条、第4条で収益的収支及び資本的収支を補正し、それに関連して第2条の業務の予定量をはじめ、第5条、第6条において必要額等の補正をしております。 以上、「議案第13号 令和3年度伊勢市一般会計補正予算(第14号)」外9件について、補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第13号外9件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。----------------------------------- △議案第23号外12件一括上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、審議の都合により、日程第23、「議案第23号 伊勢市行政組織条例の一部改正について」から、日程第35、「議案第35号 伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」に至る13件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま一括上程されました「議案第23号 伊勢市行政組織条例の一部改正について」外12件について、御説明を申し上げます。 まず、「議案第23号 伊勢市行政組織条例の一部改正について」は、国体推進局を廃止するため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第24号 伊勢市個人情報保護条例の一部改正について」は、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律の廃止及び統計法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第25号 伊勢市附属機関条例の一部改正について」は、附属機関を新たに設置し及び廃止をするため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第26号 伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例及び伊勢市障害児放課後等支援施設条例の一部改正について」は、民法の一部改正による成年年齢の引下げに伴い、所要の規定の整備を行うため、関係する条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第27号 伊勢市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」は、非常勤職員の育児休業及び部分休業の取得要件を緩和するとともに、育児休業を取得しやすい勤務環境の整備に関する措置等を講じるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第28号 伊勢市職員給与条例の一部改正について」は、地域手当に関する特例措置の期間を延長するため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第29号 伊勢市職員給与条例等の一部改正について」は、人事院勧告に準じ、職員等の期末手当の支給割合を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第30号 伊勢市手数料徴収条例の一部改正について」は、法律の規定による戸籍事項の無料証明に係る規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第31号 伊勢市奨学金支給条例の一部改正について」は、新型コロナウイルス感染症に係る奨学金の特例措置の期間を延長するため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第32号 伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」は、国民健康保険法及び国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料に係る未就学児の被保険者均等割額を減額するため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第33号 伊勢市特定用途制限地域における畜舎等の制限に関する条例の制定について」は、特定用途制限地域内における畜舎等の用途の制限に関し必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、「議案第34号 伊勢市消防団条例の一部改正について」は、消防団員の災害等に係る出場手当を出動報酬に改め、災害に係る出動報酬の額を引き上げるとともに、その他所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第35号 伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」は、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 詳細につきましては、副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 藤本副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第23号 伊勢市行政組織条例の一部改正について」外12件について、補足の御説明を申し上げます。 まず、議案第23号について御説明申し上げます。 条例関係の議案書の2ページをお願いします。 これは、三重とこわか国体・三重とこわか大会に係る事務を所掌しております国体推進局を廃止しようとするものでございます。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第24号 伊勢市個人情報保護条例の一部改正について」御説明申し上げます。 5ページをお願いします。 これは、条例に引用している独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止されたこと、また統計法の条項が改められたことに伴い、規定の整備を行おうとするものでございます。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第25号 伊勢市附属機関条例の一部改正について」御説明申し上げます。 9ページをお願いします。 これは、伊勢うどん調査研究委員会及び伊勢市造船資料保存調査委員を設置するとともに、伊勢市の花・木・鳥選考委員会を廃止するため、条例を改正しようとするものでございます。 伊勢うどん調査研究委員会については、伊勢うどんの調査研究を行い、その文化的価値を明らかにし、無形の民俗文化財への登録に向けての調査審議を行うものでございます。 また、伊勢市造船資料保存調査委員については、市が管理している旧市川造船所資料の保存及び活用についての調査を行うために設置しようとするものでございます。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第26号 伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例及び伊勢市障害児放課後等支援施設条例の一部改正について」御説明申し上げます。 20ページをお願いします。 これは、民法が一部改正され、令和4年4月1日から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。このことにより、18歳または19歳の者は親権に服することがなくなることから、伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例及び伊勢市障害児放課後等支援施設条例について、それぞれ規定の整備を行うものでございます。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第27号 伊勢市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。 23ページをお願いします。 国家公務員に係る妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のために講じる措置として、非常勤職員の育児休業等の取得要件の緩和等の措置が講じられることとなっております。 今回の条例改正は、国家公務員と同様の措置を講じようとするもので、改正の主な内容でございますが、一つ目は、会計年度任用職員の育児休業及び部分休業の取得要件のうち、引き続き在職した期間が1年以上であるという要件を廃止しようとするものでございます。 二つ目は、職員が本人又は配偶者に妊娠、出産等したことを申し出た場合に育児休業に関する制度等を案内するとともに、育児休業の取得の意向を確認する措置を講ずるほか、育児休業に係る研修の実施や相談体制の整備などの勤務環境の整備に関する措置を講じようとするものでございます。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第28号 伊勢市職員給与条例の一部改正について」御説明申し上げます。 28ページをお願いします。 これは、条例で地域手当の支給割合を4%と定めておりますが、令和4年度も地域手当を支給しないこととする特例措置の期間を延長するものでございます。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第29号 伊勢市職員給与条例等の一部改正について」御説明申し上げます。 追加で送付しました議案書の2ページをお願いします。 人事院は、昨年8月10日に国家公務員の給与に関し勧告を行いました。その内容は、月例給については民間給与との較差が極めて小さいことから改定せず、期末手当について国家公務員の支給割合を0.15か月分引き下げるというものです。 一方、政府は、人事院勧告どおり実施することを基本としながらも、国家公務員の期末手当の引下げがコロナからの回復途上にある我が国の経済にマイナスの影響を与える可能性があるとして、令和3年中の引下げを見送り、当該引下げ相当分は令和4年6月の期末手当から減額するとの方針を示しておりました。その後、本年2月1日の閣議において、その内容で法改正を行うことと決定したことから、本市においても、これに準じ、条例を改正しようとするものでございます。 改正の主な内容は、常勤職員、特定任期付職員以外の任期付職員、市長、副市長、教育長、及び病院事業管理者はそれぞれ0.15か月分、特定任期付職員、会計年度任用職員及び議員はそれぞれ0.1か月分、期末手当の支給割合を引き下げようとするものでございます。 また、令和3年分の引下げ相当額を令和4年6月に支給する期末手当から減額することに関し、附則において特例措置を定めております。 なお、この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第30号 伊勢市手数料徴収条例の一部改正について」御説明申し上げます。 条例関係の議案書の31ページをお願いします。 特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律が令和4年1月19日に施行され、石綿にさらされる建設業務に従事したことにより、石綿に関連する疾病にかかった労働者等に対して、国が給付金等を支給することとなりました。 この法律において、市町村は給付金等の支給を受けようとする者に対して、当該市町村の条例で定めるところにより、その者の戸籍に関し無料で証明を行うことができると規定されていることから、戸籍事項の証明を無料で行おうとするものでございます。 これまでこのような場合、その都度条例を改正し、新たな法律の規定を追加しておりましたが、今回の条例改正は、この度の新たな法律の制定・施行を機に法律を列記する方式から戸籍事項の無料証明を行う法律の規定がある場合には手数料を徴収しないこととする包括的な規定に改めようとするものでございます。 なお、この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第31号 伊勢市奨学金支給条例の一部改正について」御説明申し上げます。 36ページをお願いします。 令和2年度及び令和3年度において、新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に困窮する学生等を支援するため、奨学生の範囲について、従来の大学、高校、高等専門学校及び中等教育学校の後期課程に在学する者に加え、専修学校の専門課程及び高等課程に在学する者についても対象とする等の特例を設けております。 このたびの改正は、この特例措置の期間を令和4年度まで延長するものでございます。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第32号 伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」御説明申し上げます。 40ページをお願いします。 これは、子育て世帯の経済的負担の軽減するため、国民健康保険料に係る未就学児の被保険者均等割額を2分の1に減額しようとするものでございます。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第33号 伊勢市特定用途制限地域における畜舎等の制限に関する条例の制定について」御説明申し上げます。 47ページをお願いします。 畜産業の国際競争力の強化を図るため、畜舎等について建築に関する基準を緩和する畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律が制定され、令和4年4月1日から施行されます。この畜舎建築特例法に基づき知事の認定を受けて建築された畜舎等、いわゆる認定畜舎等については、建築基準法に基づく制限が適用されなくなります。 本市では、建築基準法に基づく条例により、特定用途制限地域のうち低層住居専用地区では一定規模以上の畜舎等は建築してはならないこととしておりますが、認定畜舎等については、この制限も適用除外となります。 現在の制限は、良好な環境の形成及び保持に資することを目的とするものであることから、畜舎建築特例法の施行後においても同様の制限を維持していくため、条例を制定しようとするものでございます。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第34号 伊勢市消防団条例の一部改正について」御説明申し上げます。 53ページをお願いします。 これは、全国的に消防団員の減少に歯止めがかからないことから、国において消防団員の適切な処遇の在り方について議論がなされ、地方公共団体においても、消防団員の処遇の改善を図るため、出動、訓練その他の活動の実態に応じた適切な報酬及び費用弁償の支給がなされるよう、必要な措置を講ずるとされたことから、消防団員の処遇改善を図ろうとするものでございます。 改正の主な内容でございますが、これまでは年額の報酬のほか費用弁償として出場手当を支給していたところでございますが、今後は、手当から報酬としての位置づけに改めるとともに、災害時の出動に係る報酬を6,000円から8,000円に引き上げようとするものでございます。また、数日に及ぶような大規模災害等の場合に、業務の負荷に見合った適切な報酬が支払われるよう、支給の単位を改めようとするものでございます。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第35号 伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」御説明申し上げます。 64ページをお願いします。 年金制度の機能強化を図るため、国民年金法等の一部改正が行われました。この中で、老後の生活を支える年金の受給権保護の観点から、年金の受給権を担保として資金の貸付を行う事業、年金担保貸付事業が廃止されることとなります。このことに伴い、条例の規定中、年金担保貸付事業を前提とする規定を削除しようとするものでございます。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行しようとするものでございます。 以上、「議案第23号 伊勢市行政組織条例の一部改正について」外12件について、補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第23号外12件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。----------------------------------- △議案第36号の上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、日程第36、「議案第36号 伊勢市福祉健康センターの指定管理者の指定について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第36号 伊勢市福祉健康センターの指定管理者の指定について」御説明申し上げます。 これは、伊勢市福祉健康センターについて指定管理者を指定するため、地方自治法の規定により、議会の議決を経ようとするものでございます。 詳細につきましては、副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 藤本副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第36号 伊勢市福祉健康センターの指定管理者の指定について」補足の御説明を申し上げます。 議案書の66ページをお願いします。 これは、現在の指定管理者の指定期間が今年度末で満了するため、来年度の指定管理者を指定するに当たり、指定候補者を選定したものでございます。 現在、伊勢市駅前B地区の再開発ビルに保健福祉拠点施設の整備を進めており、福祉健康センターの一部機能についてはその施設へ移転することとしております。移転完了後、福祉健康センターにつきましては、施設を民間へ譲渡していきたいと考えているところでございます。このため、譲渡までの間につきましては、引き続き指定管理により管理運営をすることとし、指定管理期間を1年といたしました。指定の期間が短いことから、指定管理者の変更に伴う市民サービスへの影響を勘案し、管理運営についてのノウハウがあること等の理由により、現在の指定管理者である社会福祉法人伊勢市社会福祉協議会を指定候補者とするものでございます。 指定の期間は、令和4年4月1日から令和5年3月31日までとしております。 以上、「議案第36号 伊勢市福祉健康センターの指定管理者の指定について」補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第36号の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。----------------------------------- △議案第37号外5件一括上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、審議の都合により、日程第37、「議案第37号 鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について」から、日程第42、「議案第42号 南伊勢町との定住自立圏形成協定の変更について」に至る6件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま一括上程されました「議案第37号 鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について」外5件について御説明申し上げます。 これは、鳥羽市、志摩市、玉城町、度会町、大紀町及び南伊勢町との間において締結した定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更するため、伊勢市議会の議決すべき事件に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 詳細につきましては、副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(世古明君) 藤本副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第37号 鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について」外5件について、補足の御説明を申し上げます。 68ページをお願いします。 68ページから104ページにかけての議案第37号から議案第42号までは、いずれも定住自立圏形成協定の変更に係るものでございます。 このたびの協定変更は、関係市町との形成協定に二つの取組を追加するとともに、既存の取組内容を変更しようとするものでございます。 まず、追加する取組の一つ目は、結びつきやネットワークの強化に係る政策分野に消費生活センターの広域化に係る取組を追加しようとするものでございます。これは、伊勢市の消費生活センターを広域化し、連携市町の住民からの消費生活相談にも対応しようとするもので、鳥羽市、志摩市、玉城町、大紀町及び南伊勢町と連携し、取り組もうとするものでございます。 二つ目は、生活機能の強化に係る政策分野の病院群輪番制の維持についてでございます。 この取組は、玉城町、度会町、大紀町及び南伊勢町と連携しているところですが、このたび鳥羽市及び志摩市とも連携することとし、追加しようとするものでございます。 次に、既存の取組内容の変更については、生活機能の強化に係る政策分野の企業立地の推進に係る取組についてでございます。 伊勢市、鳥羽市、志摩市、玉城町、度会町及び南伊勢町が連携しているこの取組については、これまで企業立地の促進の取組を行ってきた伊勢志摩地域産業活性化協議会は解散しましたが、引き続き企業立地を推進するため、三重県とも連携しながら、取組を継続しようとするものでございます。 以上、「議案第37号 鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について」外5件について、補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第37号外5件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。----------------------------------- △議案第43号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(世古明君) 次に、日程第43、「議案第43号 デスクトップ型及びノート型パソコンの取得について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) ただいま上程されました「議案第43号 デスクトップ型及びノート型パソコンの取得について」御説明を申し上げます。 これは、デスクトップパソコン及びノートパソコンを取得するにつき、伊勢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 詳細につきましては、副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 藤本副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第43号 デスクトップ型及びノート型パソコンの取得について」補足の御説明を申し上げます。 議案書の105ページ、106ページをお願いします。 本件は、要件付一般競争入札により、1月17日に入札公告を行いましたところ、2者の入札参加があり、2月8日に開札を行ったものでございます。 開札の結果、入札金額2,849万円が最低価格でございまして、三重県松阪市石津町字地蔵裏353番地1、株式会社松阪電子計算センター、代表取締役、宮原義隆に落札決定しましたので、消費税及び地方消費税を含み3,133万9,000円で買い入れようとするものでございます。 取得するパソコンは、310台の事務用パソコンであり、住民記録、税、福祉等の業務を行っております総合住民情報システム用の端末として、システム利用所属に配置するものでございます。現行の端末が保守期限を迎えることから、安定したシステム運用を図るため、更新を行うものでございます。 なお、納期は、令和4年6月30日の予定でございます。 以上、「議案第43号 デスクトップ型及びノート型パソコンの取得について」補足の御説明を申し上げました。 参考として、入札結果調書を添付しておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第43号につきましては、さらに詳細に審査を願うため、総務政策委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。 総務政策委員会開会のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午後1時55分 △再開 午後2時14分 ○議長(世古明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △日程の追加について ○議長(世古明君) お諮りいたします。 休憩前の本会議におきまして総務政策委員会に審査付託となっておりました議案第43号につきまして、審査を終了した旨の報告がありましたので、これを本日の日程に追加し、日程順序を変更して直ちに議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。----------------------------------- △議案第43号の上程、報告、質疑、討論、採決 ○議長(世古明君) それでは、日程第44、「議案第43号 デスクトップ型及びノート型パソコンの取得について」を議題といたします。 総務政策委員会の審査結果について委員長の報告を求めます。 20番・品川議員。 ◆20番(品川幸久君) 御報告申し上げます。 ただいま上程されました「議案第43号 デスクトップ型及びノート型パソコンの取得について」、本日、本会議休憩中に総務政策委員会を開会し、慎重に審査を行いました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべしと決定いたしましたので御報告いたします。 ○議長(世古明君) ただいまの総務政策委員会からの報告に対しまして御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御発言もないようですので、以上で委員長報告に対する質疑を終わります。 続いて、議案第43号に対する討論に入りますが、通告はありません。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第43号を採決いたします。 議案第43号につきましては、総務政策委員会報告のとおり原案を可決することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(世古明君) ありがとうございます。 起立全員と認めます。 よって、「議案第43号 デスクトップ型及びノート型パソコンの取得について」は、原案どおり可決確定いたしました。----------------------------------- △議案第44号の上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、日程第45、「議案第44号 二見地区統合園(仮称)建設工事(建築工事)の請負契約について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第44号 二見地区統合園(仮称)建設工事(建築工事)の請負契約について」御説明を申し上げます。 これは、二見地区統合園(仮称)建設工事(建築工事)について、このたび契約の運びとなりましたので、伊勢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 詳細につきましては、副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 藤本副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第44号 二見地区統合園(仮称)建設工事(建築工事)の請負契約について」補足の御説明を申し上げます。 議案書の108ページ、109ページをお願いします。 本件は、要件付一般競争入札により、1月7日に入札公告を行いましたところ、4者の入札参加があり、2月8日に開札を行ったものでございます。 開札の結果、入札金額4億3,000万円が最低価格でございまして、西邦・伊藤特定建設工事共同企業体、代表者、伊勢市下野町600番地13、株式会社西邦建設、代表取締役、西口竜矢に落札決定しましたので、消費税及び地方消費税を含み4億7,300万円で契約を締結しようとするものでございます。 建物の概要としては、園舎は鉄骨造2階建て、延べ面積は1,699.49平方メートルでございます。園舎は、保育室、職員室から園庭が望めるようL字型に計画し、1階は主にゼロ歳児から2歳児の保育室と子育て支援室を配置し、2階は3歳児から5歳児の保育室及び遊戯室を配置しています。 なお、この工事については、令和4年11月中旬の完了を予定しております。 以上、「議案第44号 二見地区統合園(仮称)建設工事(建築工事)の請負契約について」補足の御説明を申し上げました。 参考として、入札結果調書、位置図等を添付しておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第44号の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。----------------------------------- △議案第45号の上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、日程第46、「議案第45号 和解及び損害賠償の額を定めることについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) ただいま上程されました「議案第45号 和解及び損害賠償の額を定めることについて」御説明を申し上げます。 これは、学校において発生した事故に係る損害賠償について和解し、損害賠償の額を定めるにつき、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものでございます。 詳細につきましては、副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 藤本副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第45号 和解及び損害賠償の額を定めることについて」補足の御説明を申し上げます。 議案書の115ページをお願いします。 事故の概要でございますが、平成12年1月14日金曜日、午後4時15分頃、旧二見町町民グラウンド、現在の伊勢市二見グラウンドにおいて、二見中学校野球部の活動中、練習開始までの準備運動で、当時二見中学校の生徒であった相手方と部員Aが対向して塁間のダッシュをしていたところ、両者が正面衝突し、部員Aの頭部が相手方の顔面に当たり、右眼窩骨折等の負傷及び後遺障がいを負わせたものでございます。 この事故については、学校管理下において発生したものであることから、相手方と協議をしました結果、慰謝料等として損害賠償額2,000万円を市が支払うことで和解しようとするものでございます。 以上、「議案第45号 和解及び損害賠償の額を定めることについて」補足の御説明を申し上げました。 参考として、事故概要書及び位置図を添付しておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第45号の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。----------------------------------- △議案第46号外1件一括上程、説明 ○議長(世古明君) 次に、審議の都合により、日程第47、「議案第46号 市道の路線の廃止について」及び日程第48、「議案第47号 市道の路線の認定について」の2件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま一括上程されました「議案第46号 市道の路線の廃止」及び「議案第47号 市道の路線の認定」について御説明申し上げます。 まず、議案第46号につきましては市道の路線を廃止するにつき、議案第47号については市道の路線を認定するにつき、それぞれ道路法の規定により、あらかじめ議会の議決を経ようとするものでございます。 詳細については、副市長から御説明申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 福井副市長。 ◎副市長(福井敏人君) それでは、「議案第46号 市道の路線の廃止」及び「議案第47号 市道の路線の認定」について補足の御説明を申し上げます。 まず、「議案第46号 市道の路線の廃止について」御説明申し上げます。 議案書の119ページをお願いいたします。 神久3丁目令1-32号線、小俣明野25-25号線及び小俣明野25-26号線は、民間事業者の宅地造成により設置された道路と合わせて、楠部30号線は、認定基準を満たす公衆用道路と合わせて一つの路線とすることに伴い終点を変更して、議案第47号においては、神久3丁目令3-11号線、小俣明野令3-12号線、小俣明野令3-13号線及び楠部令3-21号線として認定を行うため、一旦路線を廃止しようとするものであります。 次に、「議案第47号 市道の路線の認定について」御説明を申し上げます。 124ページをお願いいたします。 これは、12路線を認定しようとするものであります。 まず、神久3丁目令3-11号線から小俣明野令3-13号線までの3路線は、先ほど申し上げた路線であります。 次に、小俣明野令3-14号線から125ページの旭令3-20号線までの7路線は、いずれも民間事業者の宅地造成により設置された路線であり、市道として認定をし、管理を行おうとするものであります。 楠部令3-21号線は、先ほど申し上げた路線であります。 船江1丁目令3-22号線は、認定基準を満たす公衆用道路を市道として管理を行おうとするものであります。 以上、「議案第46号 市道の路線の廃止」及び「議案第47号 市道の路線の認定」について補足の御説明を申し上げました。 参考として、位置図を添付しておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(世古明君) 以上で議案第46号外1件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。 全員協議会開会のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時28分 △再開 午後2時34分 ○議長(世古明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。----------------------------------- △議案第48号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(世古明君) 日程第49、「議案第48号 伊勢市教育長の任命につき同意を求めることについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) ただいま上程されました「議案第48号 伊勢市教育長の任命につき同意を求めることについて」御説明申し上げます。 これは、教育長の北村陽氏の任期が本年3月31日に満了となりますので、その後任として、新たに岡俊晴さんを任命したく、議会の御同意を求めるものでございます。岡さんの略歴については、お配りした資料に記載のとおりでございます。 岡さんにおかれましては、人格が高潔で、教育行政に関し識見を有する方であるため、お願いしたいと考えております。 何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(世古明君) 質疑に入ります。 御発言はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第48号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 討論なしと認めます。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第48号を採決いたします。 本件につきまして、同意することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(世古明君) ありがとうございます。 起立全員と認めます。 よって、「議案第48号 伊勢市教育長の任命につき同意を求めることについて」は、同意することに決定いたしました。----------------------------------- △議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(世古明君) 日程第50、「議案第49号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第49号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」御説明申し上げます。 これは、本市区域の人権擁護委員のうち、倉本啓二委員の任期が本年6月30日に満了となりますので、その後任として新たに田垣玲子さんを推薦するにつき、議会の御意見をお聞きするものでございます。田垣さんの略歴につきましては、お配りした資料に記載のとおりでございます。 田垣さんにおかれましては、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方であるため、お願いしたいと考えております。 何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(世古明君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第49号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 討論なしと認めます。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第49号を採決いたします。 本件につきまして、同意することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(世古明君) ありがとうございます。 起立全員と認めます。 よって、「議案第49号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」は、同意することに決定いたしました。----------------------------------- △議案第50号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(世古明君) 次に、日程第51、「議案第50号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) ただいま上程されました「議案第50号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」御説明申し上げます。 これは、本市区域の人権擁護委員のうち、佐波保委員の任期が本年6月30日に満了となりますので、再度、佐波保さんを推薦するにつき、議会の御意見をお聞きするものでございます。佐波さんの略歴につきましては、お配りした資料に記載のとおりでございます。 佐波さんにおかれましては、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方であるため、お願いしたいと考えております。 何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(世古明君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(世古明君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第50号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 討論なしと認めます。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第50号を採決いたします。 本件につきまして、同意することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(世古明君) ありがとうございます。 起立全員と認めます。 よって、「議案第50号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」は、同意することに決定いたしました。----------------------------------- △議案第51号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(世古明君) 次に、日程第52、「議案第51号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) ただいま上程されました「議案第51号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」御説明申し上げます。 これは、本市区域の人権擁護委員のうち、中村信裕委員の任期が本年6月30日に満了となりますので、再度、中村信裕さんを推薦するにつき、議会の御意見をお聞きするものでございます。中村さんの略歴については、お配りした資料に記載のとおりでございます。 中村さんにおかれましては、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方であるため、お願いしたいと考えております。 何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第51号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 討論なしと認めます。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第51号を採決いたします。 本件につきまして、同意することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(世古明君) ありがとうございます。 起立全員と認めます。 よって、「議案第51号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」は、同意することに決定いたしました。----------------------------------- △議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(世古明君) 日程第53、「議案第52号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第52号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」御説明申し上げます。 これは、本市区域の人権擁護委員のうち、西村千奈美委員の任期が本年6月30日に満了となりますので、再度、西村千奈美さんを推薦するにつき、議会の御意見をお聞きするものでございます。西村さんの略歴につきましては、お配りした資料に記載のとおりでございます。 西村さんにおかれましては、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある方であるため、お願いしたいと考えております。 何とぞよろしく御審議の上、御同意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(世古明君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第52号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 討論なしと認めます。 よって、これをもって討論を終わります。 ただいまから議案第52号を採決いたします。 本件につきまして、同意することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(世古明君) ありがとうございます。 起立全員と認めます。 よって、「議案第52号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」は、同意することに決定いたしました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(世古明君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 議案精読のため、明22日から25日までのうち、会議規則で規定する休会日を除く3日間を休会といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(世古明君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。 継続会議は、来る28日午前10時から開きます。 それでは、本日はこれをもちまして散会をいたします。 なお、本日御出席の皆様には開議通知を差し上げませんから、御了承お願い申し上げます。 ありがとうございました。 △散会 午後2時47分 会議の顛末を録し、ここに署名する。   令和4年2月21日        伊勢市議会議長     世古 明        伊勢市議会議員     久保 真        伊勢市議会議員     中村 功...